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生きているのがつらくなったとき、自分の心を楽にする考え方

学生時代に、メンタル疾患になり、治療を続けてきました。

 数年前に、病院を変えたところ、「複雑性PTSD」という診断をもらいました。

  その後、治療方針が自分に合っていたおかげもあり、快方に向かっています。

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学生時代から治療を続け、主治医からは「確実に回復している」とお墨付きをいただいています。

それでも、「不調な時期」は襲ってくるもの。

そのときのネガティブな感情と付き合うのは、本当に骨が折れるし、心も消耗します。

フラッシュバックしたときなんかは、

「どんなにがんばっても、つらいことばっかりじゃないか」

と絶望感に支配されそうになることも。

ちょっと無理をすると、鬱々とした感情に襲われ、

「いつ、この苦しみが落ち着くのだろうか」

と途方もない気持ちになることもあります。

でも、さすがに10代から、20年近くこの疾患と向き合っていると、「不調な時期をうまくやり過ごす方法」みたいなものも習得できてきます。

(意識して習得していかないといけませんが)

そのコツはいろいろあるのですが、今日はひとつだけ紹介しますね。

それがこちら。

・生きるのがつらくなったら、「まぁ、どっちみち、いずれ死ぬ運命なのだし」と自分に言い聞かせる

これで、だいぶ気持ちが楽になります。

「人の命には終わりがある。自分の苦しみにも、確実に終わりはある」

「だったら、少しでも楽しく過ごすほうがお得じゃないか」

と思えると、気持ちが楽になるんです。

「最高の1日」にはできなくても、「それなりに楽しい1日」なら、できるかもしれません。

心が苦しいなら、一時でもいいから、気が紛れるような活動をしてみてはいかがでしょうか。

「それが将来に役立つか、どうか」なんて考えなくていいんです。

マンガを読んでいたら、つらさが一時的に消えるのであれば、元気になるまで、マンガを読んでいればいい。

音楽を聴けば気持ちが楽になるのなら、聴いていればいいんです。

完璧に症状が消えなくても、うまくその場をしのいでいけばいいと思うんです。

がんばるのは、元気になったときでいいと思います。

元気になったら、どうせ、「がんばってしまう」のですから(笑)。

とりあえず、今日1日、なんとか生き延びればいい。

ちょっとでも楽しく。ちょっとでも気持ちを楽に。

どうしても、「早く治したい」とか「成長したい」とか思って、がんばりを手放しにくいのですが、

いらぬ向上心を手放すことも、この疾患にはとても大切なことだと思います。

この1ヶ月、わたしも不調が続いているのですが、それなりに過ごし、家族もみんな元気なので、「それでいいや」と割り切るようにしています。

あえて「楽なほう」を選ぶ、という方法もあっていいんです。

ゆったりと進んでいきましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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