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習慣が習慣を呼ぶ

数年前まで、習慣なるものに
取り立てて意識を向けていなかった。
早起きはしていたし
ラジオ英会話も聴いていた。
でも、だから?
習慣というより、ある意味惰性。
家事も自分がやらなくては
いけないからやっていた。

そんなある日、三浦将氏の本が
抽選で当たり、
講演会にも行ってオンラインサロンに入ってみることに。
「早起き」「英語」「読書」「健康」など
いろいろカテゴリー別の
「部活」があり、
まずは得意なはずの早起き部に
投稿してみることにした。
毎日、何時に起きました。と、投稿するだけ。
へー。楽ちん。と思って
始めてみたものの
自分の認識の甘さに
自分自身驚くことになる。

まず、早く起きても
それを毎日投稿するって
面倒くさいのだ。
電子機器は寝室にはおかないため、
きちんと起きて
身支度してから投稿することになる。
そこで、起きてもしばらく
ぼんやりしていることに気付く。
また、実は土日はたいして早起きしているわけではないことに
ようやく気付く。
土日は早起きできませんでした、
というのが
どうも悔しいなーーということで、
いつの間にか週末も同じ時間に起きられるようになっていた。

習慣というのは、自覚して初めて
使える習慣になるのだ、と思った。

次の課題は、起きても
その後の時間があまり
有効に活用できていないことだった。さて。
という問題意識を持つことで
解決策もやってくるのである。

「朝から10分片付けくらぶ」なる
オンライン朝活を知り、
こちらにも参加することに。
朝の5時半からzoomで集合し、
ストレッチや瞑想を
した後に10分間何をするか
宣言して実行。
洗濯物たたみます、ほったらかしのお皿洗います、お弁当の準備します…。
それに、救われる気がした。
早起きしてひとりでする家事は
孤独である。
昨日のうちに洗濯物や食器を
片付け終わらない自分は
だめだなあ、と感じていたのだが。
数十人が地球上のあちこちで
(海外在住参加者あり)
それぞれ家事をやっている、と実感。
時間を決めてやることで、
自分が10分間で何をできるかを
把握し、取り組むことができる。
5時半までに起きてパソコンを開く。
それができるようになり、
リズムをつかめた。
続けているうちに5時半までに
身支度を整えて
6時の写真撮影には顔出しできるようになった。
一日のタスクも朝のうちに決めることができるようになった。

というわけで、かなり朝の時間の
活用状況が良くなってきた。
その後、家事のレベルアップに
成功して家事にかける時間が
短くて済むようになり、
家族も協力的になってきた。

徐々に自分のやりたいことに
使える時間が
増えてきたのである。

自分が興味を持てる分野について
発信することも続けられるように
なって一年強。
さらにこれを学んで身に着けたい、ということに
出会って、朝活の前に
日々取り組む習慣も
さほど苦労せずに習得することができた。
(起きて取り組む習慣であって、まだまだ目的には達成せず)

惰性から習慣へ、
ひとつ身についた習慣が
もうひとつ習慣を呼び寄せる。

ひとつずつ、ですね。





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