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リセット症候群でもいいからX(Twitter)を辞めてみた話と家具職人独立の思い出

私は2013年12月に登録したTwitterがある、月日が経ち11年目を迎えてアカウントを鍵垢にして休止することにした(当時はTwitterだったのであえてそのまま表現する)

結果は晴れ晴れした気持ち、しかし忘れ難い思い出もあるのでそれを書き記して私にとってのSNSの良さと良くないところを書いてみることにした

Twitter自体は会社員時代から別アカで地域密着とマラソン趣味繋がりの人達とプライベートでやっていた(会社辞めてリセット症候群になって削除)

次のアカウント開設の流れは2011年末に会社都合で辞めて(社長の息子に席をあけた)無計画で独立して家具職人として復活したい気持ちを抱きつつも目の前の生活もままならないので農業や田舎移住に関する仕事をしていた頃、

誰にも読まれて無いだろうと思いながらもネット上に営業マン・履歴書兼ねた私の脳裏を書いて家具職人への道とか田舎暮らしの様子など軽い投稿で久しぶりにTwitterとも連携しようかな、と個人ブログのSEO含めた種まき程度に運営し始めたら予想もしてなかったことに…

そう、ブログ経由でオーダー家具製作依頼が来たのである

正直ビビった…嬉しいより何より焦った。2013年当時のブログ記事は2019年にハッキングされてしまい全消ししたから証拠の記録がなくなってしまったので照合できないけど

まだ家具職人への道とか色々書いているだけで、値段がいくらとか何が作れるとか載せてないのに私でいいのか?いくらならお金いただいていいのか?と

会社員時代には平気で原価計算と利益を載せて値段をつけてネット販売出来たのに、自分が直接取引となると本当に自信が持てず、高額になる責任を背負うのも怖く、断ってもらうつもりで適正価格ではあるけど高額になったまっとうな見積もりを出したらスムーズに依頼につながって更に驚いた

キャンセルにならないか?っとドキドキしながら納品して気に入っていただき安堵したのも束の間、また新規で製作依頼がありまたパニックに(笑)

恐る恐る見積もり出してまたまたスムーズに成立し、納品して、と徐々にオーダー家具製作を繰り返してきたらいつのまにかブログSEOと、記事という営業マンが育ってきた

いよいよ本格的に復活してもいいんじゃない?と考えるようになり慌ててオーダー家具製作見積もり依頼ページを作った(その過程や心情もブログに書いてたけど消えた)

その頃にはTwitterのタイムラインはあまりみず、自分の情報のアウトプットや自然の風景写真の投稿だけに使い、他者のツイートは全く見ていなかった、ようは発信側であり交流というより当時の有効なSEO対策の一環だけで、受信側では無い、機械的な使い方をしていたので見ない日のほうが多かった

また、気が付けばTwitter経由で問い合わせや、TVや雑誌取材依頼が増え、顔出し不要のコラムなどは寄稿したことがあるので仕事の営業所として良い面があったので無料でありがたく活用していた

ところが2017年12月から介護生活になってガラッと環境が変わって仕事ができなくなってからは、仕事依頼が来ないようにするためにネガティブなこと書いて避けられるよう仕組んだり(笑)実際に前向きな伝えたいことも報告することも無い、愚痴りたく無いし書くことが無い、ようはTwitterを活用できない状況になった

だけど…いつか復帰した時のためにすぐに再開できるよう種火として残しておきたい気持ちもあり、当たり障りの無いツイート(ポスト)を惰性的に投稿し意識をキープしていたことが、読む人の役に立たないくだらない談話を垂れ流している状態になっているのがどんどんストレスになっていた

ストレスになるなら開いたり投稿しなければいいのになぜか休憩時間や移動中に受信側として見る側になってしまい時間も神経も消耗している状態、いわばSNS依存症みたいになっている自分が嫌になってきた危機感を強く感じた

せっかくフォロワーさんもいるしつながっておきたい人もいたので放置&休止でいいかなと思うところだけど、性分的にアカウントがあること自体が気になるし、過去にも数回消えたい、人付き合いを辞めたい、スッキリしたいと個人フェイスブックを消したり個人ブログを消したりしたリセット症候群の再来もあって今回もウダウダせず

もう!消そう!

といったんスパッと削除した。その結果、冒頭に書いた通り晴れ晴れした

ちなみに2017年からフォローやメンション、DMに関するメールやアプリに通知しないように設定しているので、フォロワーさん以外からのいいねとメンションもDMも通知表示されないので気が付かない(機械的割り切り感)

そのため、削除前にフォロー外のDMを見たら、取材依頼やTV・YouTube出演依頼が複数あった。どちらにしても取材対応出来なかったから無視している形でも惜しい気持ちは全くない(返信してない申し訳なさはあるけど…)

最近では勝手にオススメに出てくる収益化しているインフルエンサーとか著名人のアカウントの創作感動話(いわゆる騙し)とか政治批判とかゴシップとかバズり目的の動画など虚偽の世界が流れてくると気分悪くなった

真実や正義感では無く、収益や顧客獲得目的でとにかく目立てばいい虚構が見え見えで、見る側も成否賛否は定かでは無いのに自分の考えと同じ情報を探し求めて考え方が偏り、違う意見は知ろうとせずに頭ごなしに批判をする

その形相にウンザリしているはずなのに、内容によってはどこか気にかけて後追いして時間を取られてしまう自分もいて自分が嫌になる、

役立つことや知りたいこともたくさんあるし、素晴らしい交流で救われることもある。仕事にも繋がる良い面があるけど、今の私にとってXはお金や自己顕示欲を満たしたい人の目立つ発言は本来なら知らなくていい、見なくていいのに巻き込まれてしまうのが良くない所だ

だから、一般的に良くても、私個人的にはやらない方が良い時期&精神状態なので家具職人としてのアカウントは削除して空いた時間や脳をnote更新や勉強時間に使おうと思ったのもつかの間…

私が独立して仕事ができるようになったのもネット配信からの集客だけで、本当に知名度も人脈もなかった一人でのスタート、その事を思うとネットの活用はとても良い手段で助かったこといっぱいあることを思い出した。

メールマガジンを配信していたころ沢山の人がメールくれてやり取りをしていた。しかし、介護が始まりメールマガジンも廃刊、そしてFacebookも放置、描いていた仕事ができなくなって堕ちた自分は役立たずだとふさぎ込んでしまった

唯一のTwitter(X)も惰性的なままでガッカリさせているから反応もない。そうだね、そのころから知っている人、長い間無言で閲覧、応援してくれた人もいる。田舎に戻ってイキイキしてねって励ましてくれたり逆に相談されたり色々あった

そういう良い面を活用できるようになるまでXの閲覧により削いだ時間と心身疲弊は仕事復活の基盤を築くための時間に移管するね、削除しようと思ったけど鍵垢で冬眠という形で置いておこう…

なぜなら今目的としていることが実現した時に『何年かかりで実現した』的な回収するための種を蒔いているつぶやき投稿も複数あるからだ(したたか!)

再度必要性を感じる変化が起こらない限りは今あるアカウントのXに関して投稿はフェードアウトするかもしれない、とりあえず今は脳みそと精神を消耗するので使わないようにする

私はLINEもしてないし個人的なFacebookも閉鎖したので2017年12月以降、限られた仕事関係者と身内以外は誰ともメッセージや会話をしていない、だからこっそりXを見ていたリアル知り合いがいた場合、またリセット症候群かあと呆れているかもしれない

時事ネタはロザンの楽屋(メンバーシップ加入済み)でピックアップされたものを習得し、気になることは自分で深堀していこう。ロザンのお二人の会話は感情だけで受け止めず、物事の考え方や意見の違う人との対話の仕方や、知らないことを知るための態度や心構えなど、コメント欄と共に身に着けることができるのでありがたいです!

菅さんもTwitter(X)辞めてるし心置きなくデトックスしよ!

(押し間違いだとわかっているけど、甥っ子にロザンの楽屋をオススメしたことをつぶやいた時になぜかフォローしていただいていて、間違えて押してますよね、気にせず外してくださいね…とDMを送った方が良いのかドキドキしながら、そのこと自体も気づいていないだろうしそういうDMやリプライ(リポスト)することのもキモイと思って黙ってフォローをお返ししていました)

※田舎暮らしとガイド仕事用の公式裏方アカウントは置いたままなので災害時など、そこから閲覧します

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