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協会の運営方法

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協会らしい集客の方法、会員コミュニティの扱い方、事務局の育て方など、協会運営にまつわるあれこれを解説。
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2023年8月の記事一覧

情けは人のためならず型の協会PR作戦

はじめに「情けは人のためならず」 本来の意味は、 「人に対して情けを掛けておけば,めぐりめぐって自分によい報いが返ってくる」 が正しいそうだ。 さて、1990年代のアメリカで、ある協会が、「情けは人のためならず」的な方法を使い知名度を上げた。 今回はその話をしたい。 情けは人のためならずの協会知名度を上げたといっても、一般の人々のあいだで有名になったわけではない。 だいいち、その必要もなかった。 芸能人が成功するには広く一般に知られることが大事かもしれないが、協会の場合

フォーマットは会員を救う

「フォーマット」が解決する会員の活動のジレンマ協会は会員に対して 「活発に動いてもらいたい」 と望んでいるが、会員のほうは残念ながら 「何をしていいかわからない」 「どうやっていいかわからない」 という理由で手が止まっていることが多い。 そんなときに「フォーマット」が役に立つ。 読書感想文の苦痛と「フォーマット」の救済読書感想文は、みんながいやがる宿題のひとつではないかと思う。 大人になったいまでも、読書感想文を書けともしも言われたら、ほとんどの人は手が止まるのではない

世の中とっくに便利だったという話

あいかわらず”DX”の勉強をしています。 ”DX”といっても知らない人は多いし、知ってても 「大企業のすることでしょ」 「理系のすることでしょ」 「ITエンジニアにやってもらうんだろ」 「自分には関係ないし、無理無理」 おおかた、そんなふうに感じているのでは。 だけど”DX”を調べたり触ったりしているうちに 「どうやらその認識は違うぞ」 と思うようになってきました。 ▽ たとえ話をします。 これが”DX”を知らずに自分で果てしなくパソコンをカチャカチャやってる人の

いったい何?ITのソムリエ

先日も書きましたが、”DX”の勉強をしています。 コロナ禍を通して自己洞察が深まりまして、僕みたいな人間は表舞台でにぎやかに活動するよりも、裏面というか屋内で湿っぽくジトッと仕事するのが向いてるようです。 以前からそうなんじゃないかなあと思っていましたが、巣ごもりを経験してついに覚醒しました。 (いばることではないけど) それはともかく、”DX”についてこれまで理解したことを、書いておこうと思います。 ▽ 世の中には、定年が見えてきて第二の人生を考えるにあたり、 「や