遠吠え 92 壱貫亨治 2021年9月29日 06:36 虚勢を張るには頃合いの物の怪蠢く丑満に夜の帳を破り捨て月まで届く遠吠えを返る木霊に虚を突かれそれに怯えて吠え続け負けるわけにはいかないと脅迫まがいの信念にとうとう喉が張り裂けて我に返った朝ぼらけ ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール チップで応援する この記事が参加している募集 #眠れない夜に 77,361件 #詩 #言葉 #眠れない夜に #詩人 #風来詩 92