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【日記】3月22日〜3月28日

3月22日
今日から突然R天サイトへの発送が始まった。瞬く間に段ボールが商品で溢れる。新作のマスクも送る。これが一時的な取り扱いなのかどうかは不明。逆に仙台には殆ど商品を発送せず。緊急事態宣言の影響で売り上げも非常に厳しい様子。1年前にも見た光景。あれから何が変わって何が変わらないのか。

待ち時間中にラジオから流れる高校野球中継に耳を傾けていると、とある高校の校歌がフォークソング風の曲調で"何だか南こうせつみたいだな"と聴いていたら本当に南こうせつ氏の曲だった。歌も多分本人。ミドルテンポのとても爽やかな歌だった。

3月23日
4月から義務付けられる税込価格表記のない、約6000枚の値札を差し替える作業の初日。まずは全国の店舗に存在する在庫分の値札を各店舗ごとに振り分ける。が、全体の4分の1程度しか届かず。

夜、小西康陽「丈夫な足場 サウンドトラック」を聴く。1996年に上演されたシティボーイズ定例公演の劇伴作品。小西さんが書くインスト曲が大好きな自分のど真ん中を突いた作品。「ナイロビの丈夫な足場」や「ムーグの女王陛下」などタイトルもピチカートみたいで楽しい。

「丈夫な足場」の一部はYouTubeで見ることが出来るので、早速見てみたらこれまた最高のエンターテイメントだった。DVDを所望する。

3月24日
桜がぶわっとなっていて、非常にイイ東京である。
2日目。昨日届かなかった分の値札が一気に届く。物凄い量の値札を前に"ウーム…"となる。出来るところまでやる。全部は終わらず。

ナンバーガールとZAZEN BOYSのツーマンイベントの開催が発表された。昨年中止になったイベント。再結成ナンバーガールのチケットは激しい争奪戦が繰り広げられてきた。今回、客席数を制限した状態での開催となるのでチケットの競争率は一体どんな数字になるのだろうか。

夜、「慎吾ママのおはロック」を聴く。

3月25日
差し替え作業3日目。店舗分は終了。今後は倉庫にある分を順次差し替えていく。まだまだ先は長いが、とりあえず一区切り。

第46回カタカナ配信は"占い&心理テスト"企画。その前にミツビシさんのダイエット話。地道な努力によっていつの間にか結構痩せたんだなあ、ミツビシさん。いつものステージ衣装も難なく着られそう。
本編の占いと心理テストはメンバーさんそれぞれの結果をみんなで検証するのが面白かった。「ここは合ってるけど、ここは違うよね」そんなやり取りを見ながら自分も頷いたり、"そうなんだ!"となったり。

最後に約1年間続いた木曜日夜のカタカナ配信は今回を以て一旦終了することが発表された。同時にコロナの影響で休止していたバンドとしての活動を再開するという知らせ。
"東京ナンバーワン ニューウェイヴバンド"を標榜するカタカナが遂に復活する。コロナによる丸1年の空白を埋めるのは並大抵のことではないと思う。しかし、以前よりも結束力が増したであろう4人がこれからどんな音、楽曲を叩き出すのか?今から楽しみで仕方ない。そして、コロナ禍の中であっても配信という形で毎週楽しませてくれたメンバーさんに心から感謝の気持ち。ありがとうございました!

3月26日
春らしい気候の日。
久しぶりに通常業務になる。色々ありつつ、無事に1週間が終わってホッとする。

夜、またしても「おはロック」。さらにピチカート・ファイヴ「月面軟着陸」も聴いて花金の夜を賑やかに楽しむ。

3月27日
レコードプレイヤーの針を買うために午前中短い時間外出する。春爛漫、おそらく最後の花見日和の週末、街は人で溢れていた。

「スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス」を聴く。これはめっけもの。白人ジャズミュージシャン2人をマイルスの黄金クィンテット時代にベースを弾いていたロン・カーター、コルトレーンバンドで名を馳せたエルヴィン・ジョーンズの豪華リズム隊が支える。何よりビル・エヴァンスが奏でるピアノが持つ"軽快さ"の部分を存分に味わえるのが素敵だ。1964年に録音されたものの、2人が10年近くお蔵入りにしていた音源をレコード会社が勝手にリリースしたという経緯があるのだけど、これは名盤の名に相応しい1枚。

夕方、吉祥寺スターパインズカフェで行われたイナダミホさんのワンマンライヴを配信で見る。
2019年秋にアルバム製作のためのクラウドファウンディングが成功したことによって生まれたアルバム「johoo」のレコ発ライヴ。

美麗な画質、完璧なカメラワーク、高音質によって演奏や会場の雰囲気が画面越しにガッツリ体感出来る配信でイナダさんとバンドが鳴らす音楽をめいっぱい堪能する。アルバム収録曲がライヴ用にアップデートされてさらにカッコ良くなっていて、見ながら何度も鳥肌が立った。時には一緒に歌ってみたり。

アンコールでお馴染みとなっている即興曲でのバンドとイナダさんの火花散るセッションも見応え・聴き応え充分。"絶対忘れるな"の客演も楽しかった。そして全体から溢れる幸せな雰囲気。有料配信とは言え、配信された映像をそのままBlu-rayにして発売してもらいたくなる、それくらい良質で繰り返し見たくなるハッピーで楽しいライヴだった。

夜、YMO「テクノドン」を聴く。届いたばかりのアナログ盤で。

3月28日
中村とうよう「ポピュラー音楽の世紀」読了。
20世紀に生まれた無数の音楽の起源から衰退、復活をとうよう氏らしい目線で書き留めていて、大量の固有名詞や用語に若干クラクラしながらも興味深く読み終えた。特にアメリカの音楽に対する考察は非常に鋭くて思わずドキりとさせられる。自分は"ミンストレル・ショウ"を20世紀ポピュラー音楽の起源と考える。

先週に引き続き家にあるレコードをあれこれ聴く。針を新調したこともあってレコードを聴くのが楽しい。

太田和彦「可愛いあの娘は島育ち」を読み始める。

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