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脈打つ「DOKI DOKI」呼び起こす~ルクセンブルク パビリオン~

2023年12月に始まり、これまで12のパビリオンを紹介してきた「万博パビリオンの歩き方」。今回は世界で唯一の大公国であるルクセンブルクパビリオンを取り上げます。(冒頭の画像©STDM/jangled nerves)

ルクセンブルクはベルギー、ドイツ、フランスに囲まれた小さな国。面積は神奈川県と同じくらいで、人口は65万人ほど。一方、国民1人当たりのGDPはなんと世界1位! 金融や情報通信技術(ICT)が基幹産業で、とっても豊かな国なのです。

ただ他のヨーロッパ諸国と比べて日本人にはあまり馴染みのない国かもしれません。「まずはルクセンブルクを知りたい!」。そんな人はぜひ2025年大阪・関西万博でパビリオンを訪れてみて下さい。テーマは「DOKI DOKI(ドキドキ)-ときめくルクセンブルク」

外観は国旗にも含まれ、まるで体中を駆け巡る動脈と静脈のような赤と水色の差し色が特徴的。中に進むとルクセンブルク人の家で生活や暮らしぶりを感じられる「PEOPLE」、音楽やリズムに合わせて演奏しながらルクセンブルクの施策について学べる「IDEALS」、ルクセンブルクの上空を飛んだり名所を訪れたりするバーチャル体験ができる「HABITAT」の3つの部があります。

ルクセンブルク人に会える部屋「PEOPLE」のイメージ(©STDM/jangled nerves)
二つ目の部屋「IDEALS」のイメージ。日本の「音ゲー」から着想を得ているそう(©STDM/jangled nerves)
最後の部屋「HABITAT」のイメージ。美しい風景に没入できるデザイン
(©STDM/jangled nerves)


「ドキドキ」という日本語をとても気に入っているというグザヴィエ・ベッテル副首相は「ぜひ五感でルクセンブルクを知り、ときめいてほしい」と意気込みます。脈打つドキドキ体験を通して、あなたもルクセンブルク通になれるかも?(伊)

ベッテル副首相