怒りをコントロールする!「アンガーマネジメント」
皆さんは、メールを受け取ってイラっとしたことはありませんか?
コロナ禍から数年経ち、テレワークも随分慣れてきていますが、テレワーク開始当初は、これまで対面で話をすればよい内容も、メールやチャットでのやりとりが増え、メールの書き方によったり、読む方の受け取り方で、イラっとすることが増えたということを良く聞いていました。
改めてではありますが、仕事を上手く進めるための「怒りをマネジメントする方法」を紹介します。
「アンガーマネジメント」をご存じですか?
怒りを自分自身でコントロールする方法として「アンガーマネジメント」という、「アンガー=怒り」を「マネジメントする」と英語をそのまま日本語に直訳しただけなのですが、この言葉をお聞きになられたことは、多少なりともある方が殆どかと思います。
私も初めてその言葉を聞いた時は、「怒りを管理する」、といっても怒りは感情的になっている時に起きるので、マネジメントなんてできるのか!
と怒りを覚えたものです。
仕事だけでなく、家庭や友人関係など、人と人のやりとりでは、誤解などが起きることは、よくありますよね。怒って人間関係が悪くなってしまうのは避けるべきではないかと思いますので、怒りをマネジメントが本当にできるのであればマスターしたいです。
アンガーマネジメントでは、「怒るのを我慢する」、のではなく、怒る必要のある場合は、「上手く怒る方法を身に付ける」ことを目指しています。
怒る目的
怒るのに目的があるのか!と怒られてしまいそうですが、「怒る」を冷静に分析してみると、相手に対して「要望」があり、その「気持ち」を伝えることなのではないでしょうか。
そのため、相手に対して、「要望」=聞いてもらいたい、ということなので相手に配慮し、相手が受け入れやすいように伝えることが大切かと思います。
言うは易しですが、このような配慮をすることは非常に難しいですよね。
私でも実際にその状況になったとき、自分自身でもできるのか?と疑問です。。
「上手に怒る」方法
上手に怒るとは、前に記載しました通り、相手に対して配慮しつつ、真意を伝える、ということです。
例にメールのやりとりでのアンガーマネジメントを挙げてみます。
仕事のメールで、テレワークではない頃でも、イライラすることは、私はかなりありました。(怒りっぽい?かも。。)
よくあるのは、書き手が送り相手に対して、送り相手を責めているつもりで書いたのではないのですが、送られて受け取る側は、責められている、自分の責任で何かが上手くいかなかった、と言ったような印象を受けるということです。
その際に、「なんてこと書くのだ、即刻言い返してやろう!」という気持ちが沸き立つ方が多いですが、すぐに怒りをぶつけるような返信をするのはやめましょう。
理由は、下記の通りです。
① 感情的になっているので、間違ってメール文を理解している可能性がある。冷静になってもう一度読むと実は自分が勘違いしていた、、と言うことも私は稀にあります。
② 感情的になっている状況で書くメールは、怒りの心持ちが文面に現れます。怒りをぶつけることで、相手も気分を悪くし、いらぬトラブルになります。
【具体的な対応方法】
まずは、自分が冷静になるまで待つ、そして落ち着いてからメールを書き始める。その際に相手に配慮した書き方をすることです。
また、感情的になると、いらぬ予測等も書きがちなので、事実にフォーカスして書くことを心掛けること、事実を確認、そしてそれに対して、自分がどう思ったのかを素直に伝える、ということが大事です。
そしてメールを送る前に読み返して、配慮がある文面になっているか、感情的になっていないかを確認しましょう。
私の場合、イラっとしたメールを受け取った際には、メールで返さず、電話で直接話をするようにしています。
電話で相手の声を聞くと、相手の感情が読めるので、自分の思い過ごしだったという場合は、それに気付けます。
口頭で、私はそのメールを受け取って、〇〇な気持ちだったのよ、と素直に伝えると、そういうつもりじゃなかったよ、申訳ない、とか言われたりして、その場でやりとりが終了できます。
但し、それは事象の重要性や大きさにより、内容によってはメールで返すべきこともありますので、内容次第で口頭、メールと分けるべきですね。
自分の怒りタイプを知る方法
興味深いサイトを見つけたので、共有させていただきます。
アンケートに答えると、ご自身の怒りタイプを調べることが出来ます。
無料なので、お試しください。
あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断 | MASHING UP
私は、「天真爛漫タイプ」でした!
合ってる部分がかなりある??と思える結果です。
客観的に自分の怒りタイプが分かると、イラっとした時に冷静になりやすいかもしれませんね。
この不安定な時代だからこそ、「怒り」と上手く付き合って、毎日をより過ごしやすくしていきましょう!
今日もお読みいただき有難うございました!
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