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【エッセイ】0か100思考の人との付き合い方

僕は元来が0か100で物事を捉えるクセがあり
これが表に出てくると本当に良いことなくて
これまで凄く辛い経験をたくさんした。
人との別れもこれが原因のことも当然あった。
なのでこれは僕自身と本当にパーソナルエリアで
この先身近に関わる人への説明書に近いし
きっと同じような方はいると思うのと
みんなが僕のように言語化が得意なわけではないから
そんな僕と似た"男はつらいよ"ならぬ
『0⇔100思考はつらいよ』な皆さんと周囲の方とが共有するひとつのツール的な文筆になればと思う。

そしてこの0⇔100思考の人が
深く関わるとすれば間違いなく
普段の社会生活の仕事上の人ではなく
私生活での恋人やパートナーとの関わり
という事になると思うので
そこに焦点を当てて書こうと思う。

わかりやすいひとつの例)連絡頻度について


例えば「別に毎日連絡を取りたくない」という人が
0⇔100思考の「連絡は多少でも毎日は取りたい」
という人を恋人に持った場合。
その0⇔100の「多少でも毎日派」
という彼女や彼氏からは
「毎日は不要ならこの人は私に興味や好意がない」
という捉え方になってしまう。
ひとつここで重要なことを書いておくと、
これは本人のせいではなく
生まれつき本当に苦しんできていて
治せと言われて治るなら
医者も精神科病棟もいらないという話だが
しかし医者が診る以前の「性格や価値観の範疇」で
これは接する人たちどおしでうまくやるしかない
というものだ。
だからこうしてわざわざ私も書くしかない。

話を戻す。
ちなみに僕もそうだが、いずれこの
0⇔100思考が原因で別れがくるのなら
自分から離れよう、別れようとなる人もいる。
それこそ相手の時間を
奪ってしまうだけになるから、と。
喧嘩をせずに平和的に解決するための方法は
「どうしたらいいのかを""考えること""」で
目の前の相手が大切なのであれば
丁寧に向き合い接する。
これはすごく自然なことであるのは
揺るぎない事実であろうと思う。

なので非常に性格の違いというのは
同じ見た目をした人間どおしなのに
中身が全く別の動物どおしだという
極めて関わる上でのハードルが高い
しかし"頭を使って考える"ことが出来るのが
私たち人間であるからこそ
この異なる生態の壁を越えて
深く関わりあったり、愛し合うことが出来る
唯一の生き物であることを
楽しんでいけたら1番いいなと思う。

おしまい

二階堂新太郎
2024.12.10

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