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【1分で学ぶ科学:ネットゲームで"脳力"を育てられる。って話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 好奇心を惹かれる記事というのはインスピレーションを招くもので。尊敬する大好きなnoterさんであり、仲良しの池さんのnoteに今日も影響されました。

□2022年「教育」の新しい波|池 辰彦  

※本記事より一部引用させていただきました

□日本初のeスポーツ専門高校が誕生

「eスポーツ高等学院」は、東京ヴェルディeスポーツに所属する選手も講師を務めるeスポーツ専門の通信制高校サポート校。

1月23日から、毎週オープンスクールを開催。
eスポーツのプロを目指しながらも、プログラマー、ゲームアナリスト、ゲームライターなど、好きなゲームで生業を築いていくための勉強をできる高校。
 
指導者も、環境も、設備も、全て最高のスペック。
 
一般的な高校で学ぶ基礎学習もあり、好きなことを中心に学習意欲を高める。
 
アスリートやアーティストが幼い頃からその分野に触れて成功するように、職業に直結するような学校(教育)は増えていくでしょう。

 うーん。素敵だ(o・ω・o)今、小中高生として生まれたかった。
 
 そんな好奇心をぐいぐい引っ張るnoteを読んだら、「そう言えば」と思い出したことがあります。


□MOBA系のゲームをプレイすると『注意力、感覚運動技能、チームワーク、戦略立案能力、認知力』が向上する

(蛙・ω・)<はて?『MOBA系』とは?
 
 耳慣れない言葉ですが、

Multiplayer online battle arena(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)
 
MOBAはプレイヤーが2チームに分かれて味方と協力しながら敵チームの本拠地を破壊した方が勝利というゲーム

 簡単に言うと、チーム対抗で行う陣取りゲーム。
 
 日本で超メジャーなタイトルでは『スプラトゥーン』もこのくくりになります。

 最近話題になったMOBAと言えば『ポケモンユナイト』でしょうか。

 
 ちなみにMOBA系ゲームは、eスポーツに多数のタイトルが選出され何億もの賞金が懸かる大会も催されるほどの巨大なコンテンツです。
 
 で、こんな論文がございまして。
 

□注意力の瞬き研究:
注意力リソースの増加に関連するアクションリアルタイムストラテジーゲーム体験

 中国電子科学技術大学の実験。
 研究者いわく。

リアルタイムで戦略を立てるタイプのゲームは、注意力、感覚運動技能、チームワーク、戦略立案能力を必要とするため認知的な負荷が高い。
近年の研究では、このようなゲームがうまい人たちは視覚的な注意力が優れていることがわかった。

【実験内容】
 38人の学生が被験者。
 その半数はMOBA系ゲームのエキスパートで、残り半分はゲーム歴半年以下の初心者。
 
①モニタに0.1秒だけ表示されるアルファベットを見る
②指定されたアルファベットが表示されたらボタンを押す
③参加者の脳をEEGで計測(EEG:脳波を記録する検査方法)
 
【結果】
◆初心者:文字を認識した0.1秒後に別の文字が表示されると正解を認識できない(0.2〜0.5秒の間隔が必要になる)
 
◆エキスパート:文字を認識した0.1秒後に別の文字が表示されても正解を認識できる

 という結果。研究者いわく。

リアルタイムの戦略ゲームを長期的にプレイすることで、時間的な視覚の選択的注意力が上ることを示唆している。
熟練したゲーマーは、連続する視覚的なターゲットの間で、限られた認知リソースを分配するのがうまくなっていた。

MDBA系ゲームは、認知トレーニングのための強力なツールになり得る。

 とのこと。ですので、

✅eスポーツ専門高校で学んだ生徒は脳機能を鍛える事ができる
 
✅注意力・適切なリソース分配能力とその判断力・認知力は別のビジネスにも適応できる可能性が高い

 って話になってくる訳ですね。
 また、プロゲーマーの世界とは大変面白いもので、

□プロゲーマー同士のコミュニティ
□スポンサーとの人脈
□外部コンテンツ(メディア・YouTuber・VTuber・その他のプロフェッショナル)との人脈

 など必然的に人脈が増えるし、外交性・社交性が鍛えられます。
 一人で引きこもって一人用のゲームに打ち込んでいるケースでは難しいですが、ネットワークを介して外部と交流するMDBA系ゲームだと思わぬコミュニティとの出会いがあったりします。

 
 今後世界のコンテンツビジネスがよりグローバルで自由度が高くなることは想像に難くありません。
 
 働き方も、働く人も、働く場所も、もっともっと奇想天外になっていくことでしょう。
 
「たかがゲーム」と軽視せずに、新しい実用的な趣味として『ネットゲーム』を楽しんでみるのはいかがでしょうか(o・ω・o)

 
(蛙・ω・)<池さん、今日も素敵な記事をありがとうございます♪


【参考記事】




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