還暦を境に法律の勉強を始めた理由

還暦を過ぎてから法律の勉強を始めました。今から40年以上前法学部に進学しましたが受験勉強で燃え尽きてしまい1年生の頃殆ど大学に通えませんでした。期末試験も受けず2年に上がる時点で留年が決定してしまいました。ほぼドロップアウトに近い状態だったのです。語学クラスからも離脱しサークルも辞めてしまい、大学内には友達もおらず精神的にも追い詰められた状態で毎日を過ごしていたと思います。大学5回生で一般教養の体育の授業を取っていたのですからめちゃくちゃです。そんな落ちこぼれ大学生だった私でも大学は単位だけはくれました。答えは簡単です。法学部の期末試験というのは基本的に毎年同じ問題が出題されるのです。だから過去問題集を大学近くの本屋で買い求め、決まった問題に対する解答を事前に暗記して答案に落とし込めば何とか単位は取れたのでした。あれから40年。同級生から離脱してしまったことやきちんと法律の勉強をしてこなかったことが私の大きなコンプレックスとして残りました。もう一度法律の勉強をやり直したいとアラ還の頃思い始めたのが動機です。