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向かい風がちょっとクーラーみたいだなって思った瞬間

向かい風がちょっとクーラーみたいだなって思った瞬間
自転車のスピードがほんのちょっと上がる

風の向きが変わって/MONO NO AWARE

たい焼きを頭から食べるか、しっぽから食べるか。
読んでいる人はどちらの派閥が多いのだろうか。

ちなみに自分は頭から食べる派。ただ、頭から食べるにはちゃんと理由があって、しっぽを食べる楽しみを後にとっておきたいから。

絶対にしっぽのほうがおいしいに決まっているだろう。
と、思うのだけど、意外と意見が分かれるらしい。

個人的に、たい焼きはあんこより皮が好きな変なやつなので、しっぽの部分を最後に残しておく行為は、何としても譲れない。

ちなみに、今、一番食べたい和菓子はみたらし団子。
言葉に出したら余計に食べたくなってきた。失敗した。

最近、よく聴くのが、MONO NO AWAREのアルバム『ザ・ビュッフェ』。

民謡を思わせる朴訥とした曲もあれば、ラップ調の踊れる曲もあり、まさにビュッフェのような多種多様な味わいを楽しむことができる。

そんなアルバムの収録曲である『風の向きが変わって』は、芸人・街裏ぴんくさんのYouTubeを観て、あらためて良いなと思った曲だった。メロディの抑揚や、アクセントのつけた歌い方が心地いい。

ちなみに、動画の街裏ぴんくさんは感情だだ漏れすぎるし、人間味は溢れすぎてる。感極まる。あらためて、R-1優勝おめでとうございます。

個人的には、『風の向きが変わって』の〈向かい風がちょっとクーラーみたいだなって思った瞬間 自転車のスピードがほんのちょっと上がる〉の部分が、歌詞もリズムもめっちゃ好きだった。

ほんのささいな出来事で、もうちょっとがんばれちゃうんだよな。ほんと不思議だ。


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