大丈夫 乗り越えられる
昨日、行われた天皇杯の決勝戦。
一進一退の攻防のなかで、応援しているチームは一瞬の隙を突かれて失点。チャンスはあったものの、得点を奪うまでには至らず0-1で敗戦を喫した。
初めて現地で観戦した決勝の舞台は、とてつもない熱気と緊張感に包まれていた。サポーターの雰囲気も最高で、だからこそ、負けてしまったことが悔しくて悔しくて。
大阪で準決勝の試合を観た友人とともに、その後は反省会がてらに飲みにいった。そしたら、本当に明日ハーフマラソンを走るやつとは思えないくらい飲んでしまった。
なんとか睡眠時間を確保して、ハーフマラソンに挑んだ今日。初めての体験だったけれど、快晴の天気も相まって、最後まで気持ちよく走りきることができた。
もう脚は棒のように動かないけれど、ゴール手前で昨日の決勝戦の対戦相手だったヴィッセル神戸のユニフォームを着た人がいて、せめてもの意地でその人を追い抜いたのが今日のハイライト。
来年こそは。
サンボマスターのライブを初めて生で観たのは、大阪で行われた年末のフェス。何の気無しに観はじめたライブのMCで、まさか泣くことになるとは思わなかった。
それほどボーカル・山口さんの熱を帯びた言葉は、心の琴線に触れるどころか、その場にいる全員の琴線を一本につなげてしまうんじゃないかと思うほど力強く響いていく。
個人的に、歌詞はストレートじゃない方が好きで、遠回しな言葉に隠れた意味や行間に詰まった想いを想像するのが楽しい。
それでも、サンボマスターが真正面からぶつけてくるどでかい愛に勝るものはないんじゃないかと思う自分もいる。
あのライブで、MCのあとおもむろに始まった『輝きだして走ってく』のパフォーマンスは忘れられない。
負けてもなお、前を向くチームに、そして自分自身に贈ってあげたい歌。