同調と共感の違いに傷つく原因は自分にあるかもしれない。
同調しているだけを共感してもらってると勘違いして、ひどくかなしい気持ちになったことがある。
同調が上手な人は、処世術を待っているのかもしれない。うまく世渡りするために、自分を守るために、その技を磨いたのかもしれない。
共感は、人の心をつかむ。でも、それぞれ違うフィルターを待っている人同士、そんなに簡単じゃないと思う。
だから、心のほんの少し、ほんの一部だけでも共感してもらえたとき、共感できたとき、喜びと信頼関係が生まれる。
一緒に仕事をする時に、この信頼関係は大切だと思っている。同調で作られた関係の方がトラブルもストレスも少ないかもしれないけれど、仕事上の信頼もできない。共感がただの同調だと知ったとき、信頼が裏切りになってしまった。それはとてもかなしいことだった。
でも。ここで、裏切りと感じるのは、自分の作った感情で、相手に礼儀を尽くすことを忘れてはいけなかった。
同調で人間関係を作ることが正しいと思うことを、私の価値観で拒否するのは違っていた。拒否してしまったことで、逆に相手も傷つけることになってしまった。それもとてもかなしいこと。
職場の人間関係は、本当に難しい。HSP気質は感情の情報をわざわざ集めてしまうのでなおさら。
でもきっと、事実以上に難しくしているのは自分。それが理解できたとき、八方塞がりに見えた人間関係に光が見える。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?