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 2022/8/21 極私的 富士山登頂1泊2日 富士宮ルート

毎年、富士山登って、今年で7年目。いままでずっと吉田ルートで、観光化された富士山登頂余裕、で今年は富士宮ルートにしたが泣いた。

毎年富士山の登っても、記録としてまとめていなかったので今年は時間をとってまとめることにした。やっぱり記録は大事である。日記何年も続けている人は、まあまあ成功してる部類が多いのはやはり記録が積み重ねになるということ。

ツアーに申し込んだ。登山ツアーのいいところは団体行動が学べるということ、ガイドも命がかかっているのでその道のプロでそれなりに怖い人も多い。


1日目4:00起床 シャワーを浴び新宿へ、

途中忘れ物を取りに帰ったりのアクシデントもあったが、マックによってアイスコーヒーMを買い 待ち合わせ場所7:10着
新宿(7:30発) 
===スーパー温泉花の湯にて休憩&着替え(09:30頃着/11:00発)
===《富士山スカイライン通行》
=== 富士山五合目・富士宮口(12:00頃着) 
吉田口だと、レストルームで着替えスペースがあるのだが富士宮口にはない。だからスーパー温泉で事前準備になる

⇒ (休憩・登山準備) 
⇒ 五合目12:30発 
⇒ ガイドと共に登山(約4~5時間) 雨が横殴り、

で、富士宮ルート岩場ばかりじゃん(泣)

吉田ルートではアトラクション的に岩場が出てきたが、富士宮ルートではデフォ。
富士山の岩場というのは、ごつごつした岩場を緩いボルタリングのようにストックやら手(グローブ着用)で上るのである。
300-400メートルごとに中休憩。だいたいビル100階登るくらいだ。自分の場合ビルの階段普通に上って1-2分なので、ビル15階程度ごとに小休憩。

自分は雨の中ヘトヘトで足元ふらついているのだが、75歳の人も小学生の女の子もヨイショヨイショと軽々上る。
自分も富士山のぼり始めた数年前なら走って登頂できたのだが。。

⇒ 九合目「万年雪山荘3,460m」
「体力のある1日目にここまで登れば深夜の起床も楽になり登頂率が上がる」とのことであったが、一日でここまで登れば気分はほとんど弾丸登山。

18:00(夕食カレー・仮眠)
いつもは8月15日前後に登山していたのだが、ことしは20日
5日違うだけでも寒い。雨もあり夜は寝袋の中ガクガク震えていた。


2日目 02:00起床&準備

山小屋出発(03:00頃予定) 
⇒ (ガイドと共に1~2時間) 
⇒ 頂上(ご来光)
※お鉢巡り
⇒ (ガイドの指示で下山約3~4時間)
⇒ 富士山六合目 雲海荘待ち合わせ 10:00頃着
⇒ 富士山五合目11:30頃出発
富士山五合目(富士宮口)
 ⇒ ※バスで出発(12:15頃発)
 === 《富士山スカイライン》 === 
スーパー温泉花の湯施設(入浴&昼食/約90~120分) 
バイキング形式なのだが、なぜかコーヒーがないのが不満。
バスタオル・タオル無料貸出


15:00出発
⇒ 富士浅間大社・お宮横丁 とくに信仰心ないとあまり意味ないかな。去年も来たが一応礼拝はした。


海老名・渋谷-新宿大渋滞

⇒ 新宿西口(19:30頃着)

西口マックで バイエグチとアイスコーヒーM2杯

電車に乗って帰宅

反省と来年へのヒントと感想


水は2リットル持って行ったが1リットルの消費であった。
現在のウエストバッグは限界
ヘッドライトは滑り止めテープで補強
ヒマラヤ経験者の先輩ガイドが後輩ガイドを煽るというなかなか体育会系なツアーだった。
ヘトヘトの自分と軽々上る75歳の人、小学生の女の子と自分は何が違うのか、さらなるトレーニングの必要性を感じる

たまたま同じツアーに当たったお父さんがYouTuberだった小学生の山なみちゃんのチャンネル。今回の記事の番組です。私のNOTEより開設が上手・・

大抵、子連れ登山は子供がぐずるんだが、嬉々として登山する山なみちゃんは凄かった。あと十年くらいして登山続けていたら日本を代表する登山家になるかも、まあ反抗期が来て登山嫌っ、お父さん嫌っ、YouTubeの私の動画全部消してっ、てなる可能性もあるが。。。


登山での学びと気づき なんといっても、泣いても笑っても標高3,000メートル級というのは日常と違う。


日常何か困難なことやムズイ仕事が割り振られたとき、誰かに相談するとか、お願いするとか、自分事なら後回しにしてごまかすとかできるが、標高3,000メートルではどうにもならない。

足が痛かろうが、疲れようが眠くなるだろうが、一切が許されない。
なにせ標高3,000メートル、日常の、これ後回し、疲れたから後で、痛いから後で、気が乗らないから後で、、は無理難題

もちろん意識を失って倒れたりすれば、救護があるだろうか、基本は自分で何とかするしかない。雲海を足元にみながら半死の状態でも気力だけで登る。

自分のちょっとしたミス、雨具の着替えが遅れたり、パッキングをミスって取り出し戻しに時間がかかれば全体の進度に影響が出る、プレッシャーと責任。 
普段自分のペースで余裕でやっていても、集団の別次元のプレッシャーの中パッキング、ザックの中身整理すら真剣に気を張って行わなければならない。
「キーっ」てなりそうな時でも誰よりも冷静に誰よりも合理的に行動しなければならない標高3,000メートル。

下山して日常にはまだまだ自分には悪い意味で余裕があった事を反省する。
これは登山からの学びだ。

昔の人は人権上問題のあるブラック部活でシゴキやら、なにやらでそれらを学びそれを美化していたそうだが(中には昔の自分の記憶で指導してしまい問題になって追放される監督もいたような)

登山なら自己判断、人権上問題なくこれらを学べる。厳しいが一年に一回くらいこういう経験も糧になるだろう。

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