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文章を書くこと

私は文章を書くことが好きだ。

趣味でnoteをやるくらいには。

高校生の時の部活動も文芸部だったし(内申点のため何かの部活に入りたかったのと、人数が少なくて廃部寸前だったので成り行きだけど)、小学六年生の自由課題では、何十枚にも及ぶ自作の短編を書いて先生を困らせた。

このエピソードだけ聞くと、すごく作文とか文章書くの上手そう!って思うかもしれない。
でもここで声を大にして言いたいのは、私は文章を書くことが得意ではないということだ。

文章を書くことは好き。
でも得意ではない。

なんやねんややこしい。って感じだけど、本当にそうなんだもん。


一番分かりやすいのが、読書感想文。

小学生の時から、毎年夏休みの宿題で私たちを悩ませるアイツ。

真面目な私は過去の作品を写すとか、一度もせず頑張って自力で書いていたけど、やっぱり時間がかかるし苦手意識がある。

まず嫌なのが文字制限だ。
○○〇文字~〇〇〇文字で書きなさい。ってやつ。
ある程度こんな感じで書きたいって思って書き出しても、大体その文字数に足りないとか、逆に多すぎるとかで結局無理な訂正をしないといけなくなる。

あと、「起承転結」とか「PREP法」とかの法則。
「PREP法」は読書感想文の時に用いられることはないかもしれないけど、こういった読みやすいとされている型を意識することが苦手なのだ。

そりゃ読む人が”読みやすい”と思う文章を書くことが大切なのも分かるし、その法則通りに書く方が逆に楽にそれっぽい文章になると思う。
なのでちゃんとした文章を書かないといけないときは、意識するようにはしてるんだけど、それを書いている時間は、全然楽しくない。

そう、楽しくない。

こうやって自由にnoteを書いたり、自分の好きなように文章を書いている時間は「楽しい!」って思えるのに「こういうことを書かないと」と制限の中で文章を書いていると、途端に楽しくなくなる。

私は自由に文章を書きたいんだ。



新しい職場で、ホームページに載せるコラムの執筆を任せてもらうことになった。
文章を書くことが好きな身としては嬉しいことなのだが、SEOを意識して、とか文章の構成がとか、色々考えることが多すぎて一旦放棄してnoteを開いてみた次第です。

なんか、書いていて至極当たり前のことを言っているような気がしてきた。
でもどうしても、伝えたかった(誰に?)。



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