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3月16日 なかなかツライ!?ミドル(40代)を取り巻く環境。

はたらくおとな向け。普段の仕事と無関係なケーススタティで頭の体操。
普段の仕事を超えて、視野を広げ、ビジネスの頭の体操をするのにぴったり。
考えるための質問例はこちら。

→40代にとって、少子高齢化は労働力の減少、市場の減少など、今後、数年間でも起こる変化はどのような影響が考えられるだろうか?

大阪府大阪市中央区に本社を置き、男性用化粧品のトップメーカーとして知られる株式会社マンダムが2011年(平成23年)に制定した「ミドルの日」です。

「ミ(3)ドル(16)」と読む語呂合わせが由来です。

ミドル
分かるような、分からないような…
これは、言い出しっぺのマンダムさんに聞いてみましょう。
と思って同社のHPを見たところ、なんと、「40代ミドル男性白書」なるものを作っていらっしゃいました。


最新版の2021年の同白書を紹介します。

まず、「ミドルの日」制定の背景について。

マンダムが展開する「ルシード」は、「40才からを語ろう」をブランドメッセージに、ミドル男性をサポートするとともに、3月16日を「ミドルの日」と制定することで、彼らを力強く応援してまいりました。

なるほど。私も40代なので対象ですね。ミドル…

まず、「コロナ禍で変わる40代ミドル男性の価値観」。
前回(2019年)調査と比べると、「かっこいい男性」のイメージは、「仕事のできる」が大幅に増えて「男らしい」を上回り1位となっています。
他にも「仲間を大事にする」が大幅に増やしているようです。

次に、「40代ミドル男性の実態」。
お小遣いは前回調査から減っていますが、満足度は逆に増えていて、「お金は自分より家族のために使いたい、と意識が変わった」、との分析がされています。

最後に、世代間ギャップ、ということで新しい働き方について20代男性と比べている資料をご紹介します。

いうほど大きな差はないようにも見えますが、よく見ると、オンライン飲み会にはついていけず、リアルの飲み会を懐かしむ、という傾向が強いようです…

他にもいくつか調査結果がありますので、ご興味がありましたら40代ミドル男性白書2021をご覧ください。



さて、これだけではマンダンさんの宣伝(効果ほぼないですが)で終わってしまいますので、現在の40代といえば、「団塊ジュニア」(1971年から74年生まれ)ということで、この世代の日本における位置付け、を厚生労働省の資料からご紹介したいと思います。

2025年には「団塊ジュニア」が50代に。
1人の65歳以上を1.8人の現役(20〜64歳)で支える構図になります。

そして、2040年。「団塊ジュニア」が60代後半に。
彼らの親世代である団塊の世代が減ることにより、日本人の中で最も多い年代になります。少子高齢化が一目瞭然、ですね。
この頃になると、1人の65歳以上を1.4人の現役が支えることになります。

この、支える、の意味ですが、公的年金は、自分が払った掛金を自分で年金としてもらう仕組みではなく、現役世代が今支払っている掛金を年金として今の高齢者に支払う、という「世代間扶養」という仕組みになっているので重要な数字なのです。

…眺めていると、辛くなりますね。

→少子高齢化は労働力の減少、市場の減少など、様々な影響がある。今後、数年間でも起こる変化はいろいろあると思われるが、具体的に自分にとってどのような影響が考えられるだろうか?


最後までお読みいただきありがとうございました。

過去分はこちらにまとめていますのでご興味があればご覧ください。


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