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12月18日 日本は世界○位の移民大国!?

視野を広げたい、が、どうしても自分が携わっている仕事中心になってしまう…
そんな問題意識をお持ちの方に、その日にちなんだ過去の事象をビジネス視点で掘り下げています。普段の仕事や興味の範囲を超えて、視野を広げ、ビジネスの頭の体操をするのにぴったり。

 →部分は、頭の体操する上での自分に対する質問例、です。


1990年のこの日、国連総会で「すべての移民労働者とその家族に人権保護に関する国際条約」が採択されたことを記念して2000年の国連総会で制定された「国際移民デー」とされています。

移民。実は日本は移民(3ヶ月以上滞在予定者)の人数で2018年に50万人を超え世界で4位なのです(出典:OECD統計)。

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ちょっと意外な数字でした。
カギは定義です。この統計(OECD)では「3ヶ月以上滞在予定者」=「移民」としていますが、日本はさまざまな区分(在留資格)で海外から受け入れているものの、そのほとんどが、期限付きの「外国人労働者」とし、「移民」とは呼んでいないのです。

この在留資格には29もの(!?)区分があるそうで、仕事も自由に選べて更新の必要がない「永住者」が最も多いものの、2割に満たず、その他は職種に制限があったり、更新が必要だったりします。

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国別にみた在留外国人の推移が以下の通りです。

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ベトナムが急増しているのは、「技能実習制度」で、「途上国の若者に技術を教えるという国際貢献との看板を掲げた制度ですが、実際は低賃金の労働者を確保する手段になっている、というもので、2020年10月時点で約40万人(うちベトナム人が22万人)にもなっています。

「移民」については、さまざまな記事があり興味深く読みました。これを機会によろしければ目を通して頂ければと思います。
以下のサイトが分かりやすかったのでご紹介させて頂きます。


また、法務省がまとめた「外国人労働者の現状」という資料もご紹介します。


あわせて、最新の「外国人雇用状況」についてまとめた法務省データもご紹介。


→「移民」について今後日本はどのようにすべきか。また、海外から見たときに日本に働きに出る、というのは何が魅力なのだろうか。その魅力は10年後もあるのだろうか?



最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。


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