11月3日 大変革期の自動車業界。最大の敵は無関心!?
視野を広げたい、が、どうしても自分が携わっている仕事中心になってしまう…
そんな問題意識をお持ちの方に、その日にちなんだ過去の事象をビジネス視点で掘り下げています。普段の仕事や興味の範囲を超えて、視野を広げ、ビジネスの頭の体操をするのにぴったり(注:昨年の投稿の再録です)。
→部分は、頭の体操する上での自分に対する質問例、です。
1900年のこの日、ニューヨークで世界初の自動車ショーが開催されたそうです。
自動運転や繋がる車、EVなど大変革期を迎えている自動車業界。昔は車が趣味、という人も結構な割合でいましたが、あんまり聞かないですよね。そもそも車が話題に上ることは少ないような…車好きとしては残念な限りです。
さて、一昨年の東京モーターショー、トヨタ社長の豊田社長肝煎で、100万人を目指す!とぶち上げて話題となりました(ということもご存知ない方も多いんでしょうか…)。
結果、前年の77万人から130万人越え、という2007年以来の100万人越えを達成。
ちなみに、推移はこちら(東洋経済HPより)。
これは強烈な危機感の裏返しだと思います。
メーカーにとって一番怖いのは「自動車?移動できればいいんじゃない、なんでも」という無関心だと思います。
感染症を受けて、カーシェアリングで十分と考えていた層が、誰が使ったか分からないのは怖い、ということで中古車が売れるという流れもあるようですが、あくまで移動手段で車種はなんでも良いわけです。
また、これまで日本が得意としてきた「現場でのすり合わせ」ノウハウも部品点数の少ないEVになると差別化にはならないかもしれない、むしろ、自動運転やEVの制御部分が付加価値を生むことで競争力の元が変化してしまうかもしれません。
欧州や中国がEVの割合を段階的に増やす規制を導入していますが将来的にどのように変化するのでしょうか?
ボストンコンサルティンググループのレポートによれば、2030年には世界の電動車シェアは51%、日本は55%と予測されています。
→テスラが話題ですが、今後どのような新興メーカー登場し、既存のメーカーとどのような競争を繰り広げるのか、部品メーカーまで含めて今後伸びるのはどのような企業でしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。