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やわらかく

柔らかくいることって難しい。

気を抜けばすぐにガチガチになるし、気をつけててもガチガチになる。肩も心も頭もガチガチだ。

さらりと他者を肯定できる人がいる。
私にはそれができないときがある。
さらりと言いたいことを伝えられる人がいる。
私にはそれができない。
自分が何を思っているのか分かる人がいる。
私には分からない。

大抵のことは、私ができないことで、私が分からないことなんじゃないかと錯覚しているときがある。
そしてそれのせいでずっと凹んでいるときがある。


「いやいや、わたしにもできるんだよ。わたしも人と軽くナチュラルな会話ができるよ。」
そう思ってみると、すこし気持ちが明るくなるので、さっきまでの凹みはやっぱり錯覚によるものだったのかもしれない。

できないと思い込めば、不可能の壁が四方から押し寄せてきてつぶれそうになる。社会の中でわたしが立ち入るスペースなどないように思えてきてしまう。

でも、さっきの「できるよ!」という自己暗示?も気をつけないと良くない方向へ行ってしまうときがある。
極端な自信になってしまうときがある。
なにごとも極端はしんどいね。

だから冷静に現実を見て、希望は捨てず、自分も他者も正面から見ることができるような「わたし」に憧れている。私もいつかはそんなふうになりたいんだ。

だから言ってみる。
「目の前の現実に冷静に向き合えるし、いつも希望を持つことができる。自分のことも他者のことも正面から見つめられるよ。」
と自分に言い聞かせてあげる。

もっと柔らかくなれるよ。


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