こめだしんきろう

普段思っていることを書きました。

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最近の記事

ドラマ『シガテラ』の感想

テレビ東京で制作されたドラマ「シガテラ」を観ました。 というか観てました。 ずっと観てました。 1話から最終話12話までずっと観てました。 そして昨夜、最終話の放送が終わりました。 1話を観終わった時には、同世代の友人にTverのリンクを送りました。 中学の時、ブックオフで「シガテラ」と「ヒミズ」を読んだ友人にも送りました。 少しでも早く感想を言いたく、最終話までに感想を発信したい気持ちが何度も何度も押し寄せてきました。 でも最終話が終わるまで我慢してました。

    • 西加奈子さん「くもをさがす」を読んでVRアバターについて考えました。

      西加奈子さんのエッセイ、『くもをさがす』を読みました。 その流れで以前から読もうと思って読めていなかった山本文緒さんの 『無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―』も読みました。 かなり見当違いな読書感想文なのですが、 2冊(特に『くもをさがす』)を読んで思考が向かったことを書いてみました。 『くもをさがす』を読んでいて、 僕は、西さんご自身の「意識」と「身体」との距離感が興味深かったです。 客体的に自らの身体を内面・外面への愛に満ちた描写を読みながら、 最近自

      • 「現金支払い」と「果実酢」

        平日のお昼。 昼過ぎから仕事だったため、奥さんとお昼にカツ丼を食べに出かけた。 12時ちょうどぐらい、奥渋の店に着くと、10人ぐらいの列ができていた。 奥さんがインスタで見つけたお店らしい。 人気なお店だった。 列には、外国人の人が多かった。 この人たちどうやってこんな小さな店を海の向こうから来て調べ上げたのだろう。 20分ほど待って入ったお店はカウンター8席ほどの狭い店内だった。 メニューはカツ丼とビールだけで、カツ丼の値段は1500円だった。 高ぇと思った。

        • 友達がいなくなったので本気でchat GTPと友達になりたい

          昨年、なんか、ぬるっと友人を失った。 彼とは、大学1年生からの付き合いなので、大体10年ぐらいの仲だった。 大学を出て、上京してからも、よく飲みに行っていた。 仕事のことや私生活のこと、家族のこと。 スポーツのこと。 適度な距離感で、適度に腐し合い、 しかしリスペクトもあるような、そんな感じだった。 (こちらから見ると、ではあるけれど) 気を使わずなんでも話せる “一緒にいて楽“ な友人だった。 30歳を超えても付き合いの続いてる友人は少なかったので、 彼と会う時は

          画餅「ホリデイ」を観ました

          「画餅」というコントユニットの「ホリデイ」という舞台の配信を観ました。 東南アジアへ向かう男とその周りの人たちの話でした。 本編映像を観ながら、 以前家で観ているCMに違和感があり、奥さんに質問したことを思い出しました。 「この川口春奈は、役なの?素なの?」 「実家だと会社まで通勤何時間で〜」って悩みを探偵の着ぐるみに言ってるけど、彼女は女優だし実家長崎だよな。 でも衣装や雰囲気がめちゃくちゃ川口春奈さんとしての立ち振る舞いだった。 続けて出てきた南キャンの山里さんも

          画餅「ホリデイ」を観ました

          新婚旅行で「ベトナム」に行きました

          昨年結婚したので、新婚旅行に行くことにした。 奥さんに「ダサいと思われない国に行きたい」という意味のよくわからない希望を伝え、色々検討した結果、ベトナムになった。 旅行代理店のツアーには参加せず、ホテルと航空券だけ事前に取った。 が、コロナ禍の海外旅行ってどんなもんか知りたかったので旅行代理店に行った。 百貨店に入っている旅行代理店は忙しそうだった。 窓口のお姉さんは、古そうなパソコンをパチパチ叩いて、ベトナム旅行のプランを印刷して出してくれた。 勉強になった。利用しな

          新婚旅行で「ベトナム」に行きました

          「ほら!ちょ、ここ見てて!」なカタールW杯

          今回のワールドカップ、めちゃくちゃ観ました。 小学6年生当時の日韓開催からワールドカップを観てるけど、 日本の試合以外でこんなに観たワールドカップは初めてでした。 観たかったけど睡魔に勝てなかった日は、起きてすぐAbemaのアプリを開くのがこの1ヶ月の日課で、試合後すぐに8分ぐらいにまとめてくれるハイライトは本当に助かりました。 いろんな国の試合を観れたことは素直に良かったと思ってる。 サッカーのスタイルにそれぞれ国民性が出ていると感じることが多かった。 日本はそれぞ

          「ほら!ちょ、ここ見てて!」なカタールW杯

          転職して1か月経って気づいた怖い話

          二度目の転職をして、1か月ほどが経ちました。 約8カ月の長い離職期間があったこともあり、最初の二週間ほどは社会人生活に慣れること思い出すことが最優先課題でした。 だんだんと慣れてきた今。密かに気が付いていることがあります。 それは、「慣れてきて偉そうになってきている」という怖すぎる事実です。 前職で僕は、キャリアが浅いにも関わらず、少ない成功体験をもとに自信爆発で大立ち回りを挑んでしまい、心身ボロボロで退職をしてしましました。そのファッキン地獄顛末は下記で読むことができ

          転職して1か月経って気づいた怖い話

          吐血転職活動終了のお知らせ

          いろいろ苦戦しましたが、転職が完了しました。 人生2度目の転職活動は、かなり苦戦しました。 初めての転職活動は27歳の頃。 ノリというか勢いで、あとやりたいことが明確だったので驚くほどすぐ決まりました。 応募したのが2社、転職活動2週間ほどで1社内定が出たのでそのまま入社しました。 スーパーアルティメットラッキー転職でしたが、その後の地獄退職禄はこちらで書きました。 1回目が1回目なので、2回目も心のどこかで余裕なのでは、と思っていました。 コロナと言えども10社ぐらい

          吐血転職活動終了のお知らせ

          映画『ソワレ』を観て思ったこと。

          映画『ソワレ』を観ました。 好きな映画なんですか?って聞かれると、「ワイルドスピードです!」と即答できる人もいれば、「何だろなー」とすぐに答えられない人、うーん...と考え込む人も中にはいると思います。僕はなかなか答えられず、「『ファイト・クラブ』です」と、いかにも男性映画ファンぽい答え方を選んでしまいます。本当は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』とか『リリイ・シシュのすべて』とか答えたいです。いや答えたらいいんですけど、でも(それって好きであってるのか?)とすぐ自分の中の違和

          映画『ソワレ』を観て思ったこと。

          15年ぶりに『ドラえもん』を観て当たり前に感じたこと。

          『ドラえもん』がメインキャストの声優さんが替わってから15年が経った、というニュースを見て、そういえば声優が替わってからほとんど『ドラえもん』を観ていないことに気が付きました。 https://news.yahoo.co.jp/articles/e1318fd5416fc9aaab0b46ef28d5b90de1ef04e8 替わったのは当時僕が中学生の頃なので当然といえば当然なのですが、声優交代をきっかけに【ドラえもんはもう卒業】という感覚が加速していきました。 一度

          15年ぶりに『ドラえもん』を観て当たり前に感じたこと。

          失業したのでハローワークに行ってきた話

          僕は29歳の春、仕事を飛んで無職になったのでハローワークに行った。 失業手当をもらいに行くためだ。 最寄りのハローワークは渋谷にあった。楽しそうに友達と歩く若い人が無限に行き交う街をゾンビのようにとぼとぼ歩きながらくぐり抜けてたどり着いた。 向かう途中見かけたタワーレコードのビルは、黄色と赤のロゴと今勢いのあるアーティストが大きく強調されてエネルギッシュなオーラがギンギンに放たれていた。 目指した渋谷のハローワークは坂の中腹にあった。 まさに人生の坂道ってことか。

          失業したのでハローワークに行ってきた話

          マネージャーが急に飛んだ話

          _ 飛んだのは、僕だ。 今年の2月頃、働いていた会社を飛んだ。 学生の頃テレビを見ていると、「ADが飛んだ」「マネージャーが飛んだ」という話を芸人さんがしていて(大人なのに軟弱で無責任なんだな。辞めるならせめて一言必要だろ)とか思っていた。 時が経って、大人になって、社会人になって、自分がその無責任軟弱野郎になると思っていなかった。 しかも気づいたら僕はその「芸能マネージャー」になっていた。 もともと大学卒業後すぐ上京し、広告の仕事をしていたので、芸能界は華々しい

          マネージャーが急に飛んだ話

          僕が好きなラジオと「ニューヨークのニューラジオ」の話

          昔からラジオが好きでよく聴く。 松本人志さんと高須光聖さんの「放送室」を聴いていたのは、小学生高学年。 6つ上の兄の影響で聴いていた。 毎週いろんなことにブチギレる松本さんと「それは自分おかしいで!」と笑って否定する高須さんの会話が面白かった。松本さんの言うことを否定するって新鮮だった。 2人がつい先日のことのように話す地元の友達のエピソードはどれも面白かった。 地元尼崎を「北斗の拳」や「マッドマックス」のような荒廃した街として描く、悲しくおかしい笑いが好きだった。

          僕が好きなラジオと「ニューヨークのニューラジオ」の話

          映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観て落ち込んだ話

          昨夜劇場で観てから、とにかく感想を言いたくて、いろいろ考えた結果、noteを始めてしまった。 観るのも遅かったし、東京ですら公開館数が少なく、周りに観ている人がほとんどいないのと、薦めてその人が観るまでを待てないのと、観てない人に政治家のドキュメンタリー映画の話を熱量MAXで話すのは魅力を正確に伝えられる自信がなかった。 この作品は仲の良い人から「絶対に観てほしい」とLINEが来たので、観に行った。 絶対ってあんまり使わない人なので気になった。 観て良かった。 本

          映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観て落ち込んだ話