Vtuberのマネージャーだけど担当に求愛されています。+蛇女
はじめに
前回の文フリ東京38でお声かけ下さったサークルさんのご本。
買いに行くのに! なんと頂いちゃいました。しかもポストカードまで。
カップルの二人可愛い。
そして無配ペーパーの「蛇女」も短編ながら素敵な物語でした。
こちらも後半に。
あらすじ(公式)
私、橘みくはVtuberの運営事務所でマネージャーとして働いている。
担当するVtuberの中の子たちは遅刻や欠勤は当たり前で苦悩する日々だ。
特に桜野おはるという子はいう事も聞いてくれず悩みの種だ。
メンタルの落ちやすい彼女たちのケアなんかもしているうち、ある時、桜野おはるから告白されてしまった。
感想
時流に乗ったVtuberというテーマ。ジャンルは百合ですが、前作「百合とゾンビ」と同じくライトなかんじ。誰でも読めると思います。最後まで一気に読んじゃいました。
主人公の一人、マネージャーのみくさんはバリバリの社会人さんなので、非常に共感度が高かったです…笑。
Vtuberの運営側のお話が結構リアルに描かれていて物語にものめり込める。
みくのお兄さんが上司として登場するのですが、良い味出しててよきでした…! 一緒にブラックしてくれる上司は素敵ですね!?
わんこみたいなおはるがみくさんに好き好き言ってるのが本当に可愛い。そりゃあ可愛くなっちゃうよね!
最初はわがままで堕落した感じのおはるがみくのために頑張るのとかキュンキュンします。
みくの提案したプロジェクトが成功し、二人は無事恋人へ。
読了感幸せでした…。
二人とも二人が繋がることによって絶対人生素敵になって行ったなって言うのがわかってよきでしたねぇ…。
無配ペーパー「蛇女」
おじいさんの昔語りと言う形で進む物語。
ご本とはまた文体が違い、こちらの文体も好きです。
おじいさんが若い頃山小屋で出会ったと言う蛇女。
妖怪を招き入れてしまうと雪女の伝承の如くバッド・エンドに…ならず、最後には素敵な思い出だった事が解るのがとても良いです。
おじいさんは蛇女の肌の鱗に惚れたのでしょうか…。
なんにせよ、異種族万歳。