短歌 悲しみの國
どこに仕舞おう
その悲しみを
誰知ることのない
世界の何処に
悲しみの國には守り猫の居て
悲しみぜんぶ守り抜かれる
悲しみを 何処かに 預けて置けたらいいのに
と 思うのです。悲しみは忘れ難く、離れ難く
こころの襞に隠れ しかも 隠れるのが上手いのです。
その癖 とんでもない時に 姿を現し 攪乱しては また姿を変えてしまいます。
それでも 大切な悲しみ…
悲しみは 無くなれば良いわけでもないし
無くなりはしないし
一時預かりの 悲しみの國があれば
写真提供のmirecatさま
こちらの写真 猫の教室でしょうに、それを勝手に 違うものにしてしまいました。ごめんなさい。猫さん達が余りに毅然としていて、各々使命を持つ番猫のように感じられました…
使わせて頂きました。ありがとうございます。