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②『法の歴史大図鑑 世界を知る新しい教科書』ポール・ミッチェル(2024・河出書房新社)

ちょうど1章(紀元前2100〜500年)を読み終わったところ。

プラトン先生の頃にはもう「法の至上性」ってワードが出てきて驚く。ってかプラトンっていつ頃の人??

『法律』プラトン著
人間が法より偉くなっちゃダメ。

こういうの聞くとキングダム思い出してしまいます。↓

プラトン先生のイメージする法治国家は、秦のやつよかだいぶ優しそうなイメージ・・・・ホントに? 

で、これに続いて自然法(アリストテレス)の概念が出てくる。凄ッ。この後にアクィリウス、ウルピニアヌスの解説。
古代ローマの法律には素直に「この時代にもうこんなコトを!?ローマ人偉人」って思えるんだけど、1章の終わり頃、タルムートとかカノン法とか出てきたあたりから一気に共感するのが難しくなる。西洋思想の進化発展のためには外せないステップだったんだろうなーとは思うのですが、んでもやっぱり神様ベースの法律は好きになれない。自然法と噛み合ってない法律には縛られたくないなと思ってしまう。

人類に多様性が許されるのならば、私は無宗教主義のままで生きてたい。
信仰が必要な人もいれば、不必要な人もいる。どっちの側にも「それでいいよ」という権利と安心が認められればいいなと思う。


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