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站椿(立禅)の高さって変わっていいの?(2022/2/7修正)

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さて、
站椿功について
「立ってる途中に苦しくなって、気づくと高くなってるんだけど・・・気づいた時に下げていいのかな」
という人は多いと思います。

長い時間立っていると、
苦しくなってきて
自然と姿勢が高くなる
ことがあります。

防ぐ方法もあるんですが、
今回は
高さを変えていいのか
ということについてご紹介します。

站椿功の高さは、
料理の火加減と同じ
だと考えてください。

最初に点火したら
火加減ってずっと同じですか?

そんなことないですよね。

コトコト煮込む時は
弱火にしたり、
炒める時は
強火でジュージュー焼いたり、
僕は麻婆豆腐が好きなんですが、
最初から最後まで同じ火加減
で調理することはありません。

ひき肉を炒める時は強火で、
煮込む時は中火で、
最後に強火で一煮立ちさせる
と美味しくなるような気がしています。

同じく、
朝の立ち始める時は
体が起きていないので、
いきなり一番低い高さはしんどいですよね。

まずは軽く始めます。

中国の朝の養生を書いてる本では、
ベッドの上で膝立ちで站椿する
という方法が紹介されていたのを
読んだことがあります。

膝立ちだと、
高さとか関係ありませんよね。

立っている間に
体が慣れてきますので、
そうすると少し下げてもいい
と思います。

低くした方が
練功の効果は高いので、
僕は体が起きてきたなって思ったら
徐々に下げていきます。

限界までは
低いままで立ちます。

最後に、
どうしても我慢できなくなったら
少し高くすることはあります。

また、
苦しすぎて
自然と高くなることもありますが、
気にしなくて大丈夫です。

膝を伸ばしてしまって
棒立ちになるのは良くないですが、
膝を少し曲げていれば
高くても構いません。

上半身に
無駄な力が入らないよう
脱力して、
ゆったりと立ってください。

無理に低くして
我慢するのに
肩に無駄な力が入ったり
拳を握り締めて
上半身に力が入る方が
効果が無くなってしまいます。

ということで、
決まった高さはありませんし、
その時の体の調子を見ながら
変えていって大丈夫です。

おわり

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クロネコ@太極拳から学ぶ会
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