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『マネーのクズ』は“非常識な成功法則“だった
先日、芸人・ヒコロヒーさんのYouTubeチャンネルから見る『"金借り"は究極のプレゼンテーション』という記事を書きました。
ヒコロヒーさんの卓越したコミュニケーション能力から学べることばかりですが、今回はお金を「借りる」ことではなく、「融資」もしくは「投資」してもらうことに関するお話しです。
とっても参考になるのが、人気芸人・チョコレートプラネットのYouTubeチャンネルの人気コーナー『マネーのクズ』です。
古くは『マネーの虎』、現代では『令和の虎』などの人気番組がありますが、今回は、それらの番組と似て非なる『マネーのクズ』を紹介していきます!
01 | 『マネーのクズ』とは?
『マネーのクズ』は、吉本興行に所属する芸人・チョコレートプラネットの公式YouTubeチャンネル内の人気コンテンツ。チャンネル登録者数 150万人を超えるチョコプラは、テレビの活躍だけに留まらず、YouTubeでも数々のコンテンツをバズらせて、人気を不動のものにしています。
登場するクズたちが、ただ私利私欲を満たすためにプレゼンするこの企画は、単純にコンテンツとして面白いだけでなく、コミュニケーションの学びが満載。長田さんが"社長"となり、自らのポケットマネーから投資するか否かを見定めるため、笑いのなかにもシビアな面が垣間見れます。
プレゼン内容に、偽りや好感度をあげるための綺麗ごとがあると、成立した場合でもマネーが没収されるため、挑戦者も必死になって自身の"クズっぷり"をアピールしていきます。
02 | クズたちの戦績
相席スタートの山添さんを皮切りに、クズ芸人と呼ばれる挑戦者が次々に登場。
2022年3月6日現在の戦績としては、下記のとおりです。
※ネタバレ注意です
山添寛(相席スタート) 【ノーマネー】
鈴木もぐら(空気階段) 【103万マネー】
岡野陽一 【ノーマネー】
椿鬼奴&グランジ大夫妻【90万マネー】※シソンヌじろう社長が20万円
ダイタク【ノーマネー】※アイデアをドン・キホーテに提案
「世の中のために」とか、「人のために」などの綺麗ごとではなく、ギャンブルなど、ただ自分の欲求を満たすだけのプレゼンとしては、なかなかの戦績ではないでしょうか。
03 | 非常識な成功法則
『マネーのクズ』を観たときに思い出したのが、神田昌典さんの著書『非常識な成功法則』です。10年ほど前に読んだ本なのですが、僕にとって衝撃的な内容だったので、今でも強く記憶に残っています。
内容の一部をかいつまんでお話しすると、「お金」と「心」は両立しないということ。
成功している経営者のアドバイスは、「人のお役に立つ」とか「成長が大事」とか、「心」に関する部分が多いです。一方で『非常識な成功法則』では、まず「お金」に優先順位を置いて、稼いだあとに「心」を磨いていくというステップを推奨しています。
マネーのクズでは、綺麗ごとを並べるのではなく「お金が欲しい」ってことを、臆面もなく堂々と話している人がうまくいっているように思います。
人前で「お金が欲しい」ってことを話すのに罪悪感を覚える人も多いと思いますが、クズたちのように自分の願望に正直になって、「欲しいものは欲しい」と口に出して言ってみてはいかがでしょうか。
04 | まとめ
今回は、『マネーのクズ』は“非常識な成功法則“だったというお話しをしました。
僕自身、お金に対する欲は強い方ではなかったですが、願望に素直になって、稼ぐことに対して真摯に向き合えるようになってきたと思います。
個人事業主になって6年目。今年は法人化に向けて過去最高の売上をあげるべく、貪欲にマネーを追いかけていきます!