記事一覧
現在書いている(初稿はできている)小説のSNS宣伝用画像。秋ごろにKindleで出版予定です。
Kindle出版の呼び声#2、あるいは高慢なクリエイター向けの冴えたやり方、あるいは作品が燃えあがるとき
こんにちは。黒崎江治です。前回こんな記事を書きました。
勢いのままに綴った割には反響があり、驚いています。不遇な物書きが多いか、Kindle出版に関心を持っている人が多いか、あるいはその両方なのでしょう。
前回記事のコメントにおいて、X(旧Twitter。以下用語はTwitter時のものを使用します。老害かな)でのプロモ広告をおすすめされました。なるほどそういうものもあるのかと思いやって
Kindle出版の呼び声、または私は如何にして小説投稿サイトに見切りをつけて電子書籍を作るようになったか
はじめにこの記事になにが書いてあるか
・筆者がKindle出版を決めるに至った経緯
・Kindle出版を経験しての所感やメリットと考えた点
・Kindle出版して1か月の結果と課題
・自著の宣伝
誰がこの記事を書いているのか
こんにちは、黒崎江治です。小説以外を投稿するのはたいへん久しぶりです。本記事は以前のシナリオ創作論よりも広い対象に向けてのものなので、まずは軽く自己紹介からはじめま
記事の非公開化と作品発表先の変更
いつもお世話になっています。
表記について、拙作『蒸気機関車に竜を乗せて』と『アブーバースの妖石術師』を、3/8以降非公開とすることにしました。非公開後はKindleにて有料販売とする予定です。上記以外の記事に関してはいまのところ非公開とする予定はありません。
また今後の活動について、おそらくKindleを主戦場とすることになるかと思います。こちらで拙作を読んでいただいた方、応援してくだ
Tips -1- スムーズなテキストセッションを目指して
はじめに こんにちは。黒崎江治です。最近は過去シナリオのリライトとか、書いてる小説のブラッシュアップとかであんまり新しいものを作っておらず、やや焦り中です。
私がTRPGをプレイするときはもっぱらテキストセッション(以下テキセ)です。ログを読み返すのが楽しいとか、プレイヤー(PL)とまったく違うプレイヤーキャラクター(PC)を演じやすいとか、固有の楽しさはありますが、時間がかかりすぎる、スムー
クトゥルフ神話TRPG語り -1- キーパーとしてのスタンスの変化
はじめに こんにちは、黒崎江治です。先日からソード・ワールド2.5のキャンペーンがはじまったのでワクワクしています。タイトルが『酷寒の終わり』なんですけど、初日の最高気温が34度とかで、これじゃ『酷暑のはじまり』じゃんとか思ってました。
これまでいくつかシナリオ創作論的なものを書いてきたんですが、今回はもっと肩の力を抜いてというか、エッセイ・雑記的なものになっています。
個人的な経験 私が最
TRPGシナリオ創作論 -7- 読みやすいテキストを書くために
はじめに こんにちは、黒崎江治です。最近はソード・ワールド2.5のキャンペーンが佳境になっていて、シナリオ制作からやや遠ざかってますが、リハビリを兼ねて今回の記事を書いています。
私は新クトゥルフ神話TRPGのシナリオ作者としてRole&Rollに寄稿したことがあるほかに、講談社レジェンドノベルから小説を出した経験があります。
この記事では上記のような経験なり実績なりをもとに、分かりやすい
TRPGシナリオ創作論 -6- よいNPCとはどんなものか
はじめに こんにちは。黒崎江治です。最近公開した自作シナリオがプレイされていないか気になりすぎて、エゴサの鬼と化しています。
今回はNPCについて書きたいと思います。私はキャラクター造形が苦手&物語のプロットに重点を置くので、シナリオに登場するNPCは薄味になってしまうんですが、そういう部分への自戒も込めて。
表題の「よいNPC」。必ずしも「魅力的なNPC」ではないのと、プレイヤーの体験に
TRPGシナリオ創作論 -5- あなたは彼女を殺してもいいし、情けをかけてもいい
はじめに こんにちは、黒崎江治です。最近はソード・ワールド2.5のキャンペーンにプレイヤーとして参加したり、新クトゥルフ神話TRPGのジャズエイジシナリオを作っていたりします。
「記事を書いて自作の宣伝をしてえ……」という動機を元に、今回はシナリオの自由度をテーマに書いていきたいと思います。
最近プレイしているソード・ワールド2.5と新クトゥルフ神話TRPGを念頭に置いて書きますが、固有のル
TRPGシナリオ創作論 -4-「ロールプレイの糸口」を活用する
はじめに こんにちは。黒崎江治です。最近は2018年のシナリオコンテストに出した作品をうんうん唸りながら改稿していました。
住人のいる屋敷を探索するシナリオなんですが、探索者たちと住人たち(NPC)の関わりが大きなウェイトを占めるので、役割や行動パターンなんかを想定しつつテキストを書かなければいけないのが大変でした。
悩んだら基本に立ち戻るべし、ということで、ルールブック第10章『 ゲーム
TRPGシナリオ創作論 -3- クリーチャーと人間の関わりについて考える
はじめに こんにちは。黒崎江治です。Role&Roll Vol.203(新紀元社)に掲載された拙作『外から訪れたもの』(新クトゥルフ神話TRPGシナリオ)。いまのところそこそこ評価されているようです。ありがてえ。
新クトゥルフ神話TRPG関連書籍について、『マレウス・モンストロルム Vol.2 神格編』が、10月末に発売されますね。
Vol.1 クリーチャー編は既に発売中。今回はそれに言及
TRPGシナリオ創作論 -2- テストプレイ後の感想、どう尋ねるか
はじめに こんにちは。黒崎江治です。今回は新クトゥルフ神話TRPGのシナリオに関して、Role&Roll(新紀元社)で例年おこなわれているシナリオコンテストを念頭にしつつ、テストプレイ後の感想戦(?)について書いていきます。
2021年のシナリオコンテスト締め切りが11月10日に迫り、そろそろシナリオ本文を書きあげて、テストプレイ&ブラッシュアップ作業をしている人も多いのではないのでしょうか。
TRPGシナリオ創作論 -1- 一般的な話
自己紹介&はじめに こんにちは。黒崎江治です。2021年9月、『Role&Roll Vol.203』にて拙作『外から訪れたもの』が掲載されました。
続くVol.204掲載の記事(瀬戸エイジさん&皐月野鷽さん)に触発されて、noteのアカウントを作り、いまこの記事を書いています。
本記事は新クトゥルフ神話TRPGのシナリオ創作論です。以下の特徴があります。
・文章やシナリオをある程度書き慣