黒崎江治
TRPGシナリオがよりよくなるアイデア、ヒント、考え方など。
こんにちは。黒崎江治です。朝晩はすっかり寒くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 つい先日、新作小説をKindleで発売し、Twitter(自称X)広告も打っていますが、いまひとつ伸びが悪いので自分でもっと宣伝することにしました。 プロモ広告についてはこちら。 というわけで自分の作品に自分で短いレビューを書いてみます。それだけだとあんまり芸がないので、出版社から出ている(あるいはそれを模している)小説っぽく、帯を付けてみたら印象がどうなるかな、というのもやって
こんにちは。黒崎江治です。気取ったサブタイトルはやめにしました。 つい先日、新作小説『伊勢佐木マスカレイドスクウェア』を発売しました。ごく近い未来の伊勢佐木町を舞台にしたバイオレンスアクション。伊勢佐木町は『龍が如く』『LOST JUDGMENT』シリーズに登場する伊勢佐木異人町のモデルとなったことでもお馴染みですね。そうでもないか。 今回はその宣伝も兼ねて記事を書きました。どちらかといえばKindle出版したい・興味がある人向けです。あんまりノウハウ的なものではな
新作小説『伊勢佐木マスカレイドスクウェア』 Kindle/ペーパーバックで発売しましたので取り急ぎ告知。 https://amzn.asia/d/8oMs5Ba 近未来横浜バイオレンスアクション。Kindleは10/31(木)16:59まで無料です。
脱稿!! あとはペーパーバックと電子書籍化の作業。
拙作『蒸気機関車に竜を乗せて』がKindle本ストア12周年キャンペーンの対象になってます。ドラゴン×近代×友情の冒険ファンタジー長編。 https://amzn.asia/d/8rlxh5W
現在書いている(初稿はできている)小説のSNS宣伝用画像。秋ごろにKindleで出版予定です。
はじめに こんにちは、黒崎江治です。最近は新しい長編小説(『伊勢佐木マスカレイドスクウェア[仮題]@近未来横浜)、(『塩と鎚矛[仮題]』@中世イングランド風・中世アラビア風世界)の執筆に力を入れつつ、Kindle出版した小説の売り上げを眺めています。 本記事では新作の初稿完成が近づいてきたこともあり、思考の整理がてら、作品のクォリティアップをするための方法・着眼点を書いていこうと思います。プロットの作り方とか、基本的なテクニックとかは、すでに記事やらブログやらがたくさん
こんにちは。黒崎江治です。前回こんな記事を書きました。 勢いのままに綴った割には反響があり、驚いています。不遇な物書きが多いか、Kindle出版に関心を持っている人が多いか、あるいはその両方なのでしょう。 前回記事のコメントにおいて、X(旧Twitter。以下用語はTwitter時のものを使用します。老害かな)でのプロモ広告をおすすめされました。なるほどそういうものもあるのかと思いやってみることおよそひと月。思ったよりも効果やメリットを感じたので、今回はこれについて
はじめにこの記事になにが書いてあるか ・筆者がKindle出版を決めるに至った経緯 ・Kindle出版を経験しての所感やメリットと考えた点 ・Kindle出版して1か月の結果と課題 ・自著の宣伝 誰がこの記事を書いているのか こんにちは、黒崎江治です。小説以外を投稿するのはたいへん久しぶりです。本記事は以前のシナリオ創作論よりも広い対象に向けてのものなので、まずは軽く自己紹介からはじめます。 私は2019年に講談社レジェンドノベルスから『滴水古書堂の名状しがたき
いつもお世話になっています。 表記について、拙作『蒸気機関車に竜を乗せて』と『アブーバースの妖石術師』を、3/8以降非公開とすることにしました。非公開後はKindleにて有料販売とする予定です。上記以外の記事に関してはいまのところ非公開とする予定はありません。 また今後の活動について、おそらくKindleを主戦場とすることになるかと思います。こちらで拙作を読んでいただいた方、応援してくださった方、どうもありがとうございました。また見かける機会があればどうぞよろしくお
はじめに こんにちは。黒崎江治です。最近は過去シナリオのリライトとか、書いてる小説のブラッシュアップとかであんまり新しいものを作っておらず、やや焦り中です。 私がTRPGをプレイするときはもっぱらテキストセッション(以下テキセ)です。ログを読み返すのが楽しいとか、プレイヤー(PL)とまったく違うプレイヤーキャラクター(PC)を演じやすいとか、固有の楽しさはありますが、時間がかかりすぎる、スムーズにいかない、という悩みも出てきやすい形式だと思います。 今回はプレイヤー諸
はじめに こんにちは、黒崎江治です。先日からソード・ワールド2.5のキャンペーンがはじまったのでワクワクしています。タイトルが『酷寒の終わり』なんですけど、初日の最高気温が34度とかで、これじゃ『酷暑のはじまり』じゃんとか思ってました。 これまでいくつかシナリオ創作論的なものを書いてきたんですが、今回はもっと肩の力を抜いてというか、エッセイ・雑記的なものになっています。 個人的な経験 私が最初に遊んだシステムは『クトゥルフ神話TRPG』でした。2013年末ごろだったと記
はじめに こんにちは、黒崎江治です。最近はソード・ワールド2.5のキャンペーンが佳境になっていて、シナリオ制作からやや遠ざかってますが、リハビリを兼ねて今回の記事を書いています。 私は新クトゥルフ神話TRPGのシナリオ作者としてRole&Rollに寄稿したことがあるほかに、講談社レジェンドノベルから小説を出した経験があります。 この記事では上記のような経験なり実績なりをもとに、分かりやすい、読みやすい文章という観点から、シナリオ制作について語りたいと思います。例をたく
はじめに こんにちは。黒崎江治です。最近公開した自作シナリオがプレイされていないか気になりすぎて、エゴサの鬼と化しています。 今回はNPCについて書きたいと思います。私はキャラクター造形が苦手&物語のプロットに重点を置くので、シナリオに登場するNPCは薄味になってしまうんですが、そういう部分への自戒も込めて。 表題の「よいNPC」。必ずしも「魅力的なNPC」ではないのと、プレイヤーの体験に資するNPC、という観点で語りたかったので、こういう言葉になりました。 プレイ
はじめに こんにちは、黒崎江治です。最近はソード・ワールド2.5のキャンペーンにプレイヤーとして参加したり、新クトゥルフ神話TRPGのジャズエイジシナリオを作っていたりします。 「記事を書いて自作の宣伝をしてえ……」という動機を元に、今回はシナリオの自由度をテーマに書いていきたいと思います。 最近プレイしているソード・ワールド2.5と新クトゥルフ神話TRPGを念頭に置いて書きますが、固有のルールを応用するわけでもないので、多分、ほかのシステムにも当てはまるでしょう。
はじめに こんにちは。黒崎江治です。最近は2018年のシナリオコンテストに出した作品をうんうん唸りながら改稿していました。 住人のいる屋敷を探索するシナリオなんですが、探索者たちと住人たち(NPC)の関わりが大きなウェイトを占めるので、役割や行動パターンなんかを想定しつつテキストを書かなければいけないのが大変でした。 悩んだら基本に立ち戻るべし、ということで、ルールブック第10章『 ゲームをプレイする』とか、非線形シナリオのサンプルである『紅文字』とかを読み直しました