事件と投票先は関係ないと思うのだが……
こんばんはのようなこんにちは、くろだです。
今日のnoteも読んでいってくださいな。
ということで、今回は少しヘビーな話題になるので、そういうのが苦手な方は今回はお引き取りをして過去noteを漁ってみてほしい。
さて、それでは行こう。
13日、アメリカでトランプ前大統領が銃撃される事件があった。
弾はトランプ氏の右耳をかすめたそうだが、命を落とすことは無かったということで、とりあえず安堵している。
まぁ正直言って銃撃事件はどうでもいいのだ。
いや、どうでもよくはないのだけど、これに関して僕が言えることはニュースを見ればわかることなので、僕が書くことはない。
それよりも言いたいことがある。
この銃撃事件と投票先は全く関係無いよね
民主主義のアメリカで銃撃という武力を使ったこと
大統領経験者を銃撃したこと
銃撃から生き延びたこと
そして例の写真
これらが相まってなのか、「次期大統領はトランプだ」みたいな声であふれかえっている。
トランプ氏も、銃撃された直後に拳を高く突き上げるパフォーマンスをした。
あの状況で「自分がどう振る舞えば選挙で有利になるか」を考えて実行できる思考力と精神力には感服する。
だけど、「銃撃されたこと」と「投票先」は関係ない。
掲げている公約を見て、どういう人柄かを見極めて、自分がいいと思う人に投票する。
「世の流れ」や「ある一つの出来事」というロジックで語れない投票の仕方は決してするべきではない。
そう僕は思うのだが、そうとも言い切れないのが民主主義のおかしろいところである。(おかしろい=おもしろおかしい)
民主主義は最高最善の制度じゃない
民主主義とは、その組織を構成している構成員が最終決定権(主権)を持つという政治形態のことである。
つまり構成員(ここでは「国民」)が言うことは、主権者の意思ということであり、組織の答えということだ。
だから民主主義においては、世の流れだろうが一つの出来事だろうが、国民が多く投票した方が正義であり、そこに「こうあるべき」という考えは邪推ということになる。
だって国民が言ったことが正義なんだもん。
僕は日本に住む日本人だ。
つまりアメリカ国民ではない。
だから僕ができるのは、意味のない戯言をここで書くくらい。
そう考えると「民主主義も完璧じゃないんだな」と思う。
いや、制度としては自由で平等な素晴らしいものだと思う。
だけど国を構成する国民が感情論に流されると、一気に傾いていく制度である。
民主主義は何も現代に生まれた制度じゃない。
古代ギリシアの時代にはすでにあったとされる制度である。
そして民主主義は一旦滅びている。
何も決められず何もやれない。
そんな不満から決断力と実行力を持つ専制政治へと時代が移った。
つくづく思う。
歴史は繰り返されるんだなと。
これからどうなるんだろう
否が応でも、これからを生きていく僕らである。
もしかしたら、僕が生きている内に民主主義が崩壊するかもしれない。
そしたら中国やロシアみたいな政治体制になるのかな。
これを僕らは怖いと感じる。
だけど僕らはそこと対立する関係(いわゆる「西側諸国」)にいるから怖いと思うだけで、実際にそこで暮らしている人はいるのである。
その人達は別に不満を持っていないかもしれない。
わからないけどね。
さて、なんだか難しく少し怖い話をしてしまったような気がする。
しかし僕は民主主義が維持されることを願っている。
そしてそう願っているからこそ、今回のような武力を持って政治をひっくり返そうとする行為はあってはならないことだと思っている。
トランプ氏が生きていて本当によかった。
バイデン大統領の声明もよかったよね。
選挙で相対していても、民主主義の名の下で生きているという一体感が感じられた。
アメリカ大統領選挙は日本を含め、世界に影響を及ぼす出来事である。
これからも注目していきたい。
以上!くろだでした。
読んでくれてありがとうございました。
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