台風だから…子どもと考えた、おじいちゃんと酸素
22時30分、子ども達が寝て、舅も寝ているようです。
熊本も台風の暴風域に入っていて、窓越しに聞こえる雨風の音に心配が高まります。一部の地域では停電のところもあるみたいです…
もしも、停電になった場合に速やかに行動に移せるように、もうしばらく私は起きておく予定。
きっと、バタバタな毎日だから、今日のことも…そんなに覚えてはいないかもしれない…そう思って、メモの代わりにnoteを綴ります。
前回の台風の際に、しばしの停電の時間があり…(くわしくは、こちらのnoteを)
今回の台風だと前回以上の停電が起こりうる可能性も高いです。
小学2年生と5年生の男の子の子育てと、肺の病気で在宅酸素療法中の舅のダブルケアをしています。今回の台風のもしもに備えて、水や食べ物を用意。ガソリンも満タンに。懐中電灯等も確認、用意。もちろん、予備の電池も。
もしも、停電したら…
まずは舅の酸素の確認。舅は在宅酸素療法と行って、チューブを鼻にあてて、機械から酸素を常時取ることで生活をしています。外出時は、ポータブルの機械があって、停電のときにはそちらを使います。
もしも、停電が長続きして、……熱中症が心配な場合は、車に避難。
エンジンをかけて、クーラーの中で過ごせば、なんとか暑さも…。
もしも、もしも…さらに停電が長くて…回復に数日を要しそうなときは…?
舅のポータブルのボンベの替えを2つほど、いつもより1つ多くお借りしているものも、電線などが被害を受けた場合の長時間、乗り切れるのかどうか…
もしもに備えて、市役所に避難の際に電源を使用可能かどうか、またその場合の避難所を確認しました。早めの避難がいいですよと促されましたが、…停電してもしばらくは大丈夫な状態の準備はしているので、できるだけは在宅で…そうすることが舅本人にも負担が少ないので。
また、蓄電器のある親戚に身を寄せさせていただく相談もして、その際には甘えていいよと。
という流れを想定。もちろん、舅と子ども達、夫にも、伝達、情報共有。
子ども達も私が一人でだっこできない重さに成長しているからこそ、とっさの時は、寝ていても起こすし、本人達が急なとき、少しでも安心して行動を一緒にできるように、そうならない可能性があるとはいえ事前に伝えます。
不安な気持ちを持ちながらも子ども達も就寝…のつもりが、うっかり、用意していたもう1つの小さなライトを1階に。(子ども達の寝室は2階です。)
すると、次男が取ってくると…
ところが、少し時間が経って戻ってきた次男…あれ、ライトは?
と思ったら…
「ママ、おじいちゃんに対策伝えてきたよ。
停電したら、お茶を飲めるように枕元にお茶を置いてお茶を飲んで。
ライトをつけて。ライトの電池も渡した。
酸素もちゃんとして。」
(゚д゚)!!
小2の次男なりに舅のことを心配して、自分で考えて行動していたのでした。
そういえば、停電のことを考えたとき、舅の部屋に私や子ども達も一緒に寝るのか、同じ1階のリビングに寝るのか、いつも通り2階の寝室で寝るのかを話し合ったとき、次男はおじいちゃんの部屋かリビングと言っていました。
寝室以外の場所で寝ることが珍しいからかぁという印象でいたのだけど…次男が実は表に出さないだけで、舅のことをすごく心配していたことを知りました。
結局、いつも通り寝室で寝ることで睡眠をしっかり取るようにという決定にしましたが…、今後の台風の状況がわからないからこそ、どの選択をしても、メリットもデメリットもあるなと感じます。
なかなかまわりに在宅酸素療法をしている高齢者と子育てのダブルケアをしている方はいないので…、どうしたらいいのか、参考例もなく、とにかく自分たちで考えるのみです。
舅の酸素に関して、そのことを意識することが…それだけ大切に思っているよと舅に伝わればいいけれど…台風のバタバタの事態、自分のことをお荷物のように思われていると誤解を与えてはいけないなと、ハラハラ…気をつかいつつ…
ひとまず、今のところ停電もなく過ごせていることに感謝です。
また、前回の台風の時にしばしの停電を体験したことが、今回の台風対策において、活かされていると思っています。
ダブルケアをしながら、わからないことだらけ…、だけど、一所懸命、考えて動いている。
間違うこともあるかもしれないけれど…それだけで終わらないで、幸せにダブルケアしたいという想いで、家族と今を生きていきたい。