見出し画像

幸せと決める

「幸せになりたい」という叶わない欲望


幸せになりたいといった欲が世界に溢れています。

しかしそれを実現している人は少ないように思います。

なぜなら実現している人が多いのならば、
そういった欲は人の目に触れることはなく叶えられているはずだからです。

ではなぜ幸せになりたいという欲はかなわないのでしょうか?

見たいように世界を見ている


私たちは世界をありのまま見ていると錯覚していますが、実はごく限られた情報を見て世界を認識しています。

無限にある情報の中から、
自分に必要なものを切り取って観測しているのです。

どのように世界を観測するかは、
自分にとって重要なものを切り取るように無意識で選択されています。

つまり重要なものによって見えるものが違うのです。

見えるものが違うということは、
何を見るかによって世界が無数に存在すると言い換えることもできます。

幸せな自分として存在したいならば、
相応の世界の見方をする必要があります。

今、幸せ自分として存在する


幸せな自分として存在するには、

今自分は幸せである。

と決めるだけです。

幸せになりたい。
というのは思考は、
幸せから最も遠いてしまう思考です。

幸せな自分を想像してみて、

その自分は幸せになりたい。

と思っているでしょうか?

思っていないはずです。

なりたいというのは、
そうでないということを宣言しているということになります。


幸せな人は幸せになりたいとは言いません。

幸せになりたいという人は、
自分は幸せでないという前提が必要なのです。

つまり幸せになりたいという欲を持つ人は、
自分は幸せでない。という世界を生きることになります。


自分の望みと全く逆の現象が起きてしまうのです。

これは引き寄せ難民と言われる状態でよく見られることです。


幸せは今この瞬間になるのです。

なりたい。と未来に幸せを預けると、
現在は幸せでないということになります。

過去や未来は今の中に存在しますから、
未来に幸せになりたい(今幸せでない世界)を生きることになります。


全ては今この瞬間にあります。

今幸せになりましょう。

幸せに条件はいらない

今幸せになると決めると、
無意識が 自分が幸せである証拠を集めようとします。

幸せになると決める前、
「自分は貧乏だ。貯金が全然ない。」
と思っていたとしても、

幸せであると決めた途端に、
「貯金はないが安全に暮らす家がある。
他の国ではいつ紛争に巻き込まれるか分からないという場所もある。
その国に生まれた人はお金をかけて家の周りを バリケード で囲んだり、警備を雇ったりしている。

自分は彼らが努力して獲得するものを、
すでに持っている。

なんて豊かで幸せなんだ。」

という発想をすることができます。

どういう自分として存在するか決めた途端に、
その証拠を集めるように無意識が働き、
決めた世界に生きることができるのです。

そして、証拠はどんどん見つけるのがうまくなってきます。
雪だるま式に、見つけられる幸せの証拠が増えていくでしょう。

条件を満たしていくと幸せな世界が現れるのではなく、
無条件に幸せであることを決めると幸せな世界を生きることができるのです。


全ては自分の内側次第です。

世界が外側にあるのではありません。
世界を自分がどのように見るかなのです。

常に自分が世界を選んでいることを意識し、
選択しましょう。

幸せなあなたでいるためにすべきことはそれだけです。

いいなと思ったら応援しよう!