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夢は「なる」ものから「つくる」ものへ

「おおきくなったらきゅうきゅうしゃのかんごふさんになる!」

4歳の娘が初めて自分の「夢」について語ってくれました。

病院も注射も嫌いな娘が何のきっかけがあって看護婦さんになりたいと思ったのだろうか…。
それは娘の話からは分からなかったのですが、それにしても最初に口にする夢としてはとてもステキで立派な夢で嬉しかったです。


嬉しかったんですが・・・。

先週の日曜日に初めて「プリキュア」を見ました。

いや、今までもたまーに見たことはあったんですが、まだ娘には早かったようで、敵キャラが出た時に「こわい」と言ってチャンネルを切っていました。

少し大きくなった娘は、この日初めて「プリキュア」を最初から最後まで見ることができました。

・・・そしてその日の夜、お風呂に入りながら、ついにこの言葉を口にします。

「おおきくなったらプリキュアになる」


夢はつくれる

まだ4歳なので、娘の夢はこれからもきっとコロコロ変わるのでしょう。
このまま「プリキュア」でいってしまうと、親としてもちょっと困惑します(笑)


それはさておき、「大きくなったら○○になりたい」という希望を抱いて生きていることは、とても嬉しいことですよね。

未来の目標があると、向上心が湧いてくるし、生きがいを感じることにもつながります。

僕たち親世代が子どもたちと夢を語る上で意識しておきたいことがあります。

それは

夢は「つくる」ことができる

ということです。
どういうことでしょうか。

今までの夢と言えば
「大きくなったら○○になりたい
という言葉の通り、今ある職業に「なる」というのが普通でした。

しかし近年、子どもがなりたい職業ランキングに「Youtuber」が入ってきているように、今までになかった職業が増え、それが定番化しています。

プロゲーマー、ゲーム実況者、ドローン操縦士、VR作家などなど…。

これから人気になりそうな新しい職業は後を絶ちません。

テクノロジーの進歩によって、新しい職業が定番化するまでのスピードも劇的に早いのですが、この時代をうまく生かすことができれば、自分にピッタリな職業を「つくる」ことも可能になってきます。

自分の「興味・関心」から「自分なりのものの見方」で世界を見つめ、探求し、「自分なりの答え=夢」を生み出すことができる。

「今ある職業」から選ぶのではなく、「職業そのものをつくる」ことができる。

そう考えると職業が無限に広がったようでワクワクします。

自分にピッタリな職業をつくってTwitterやInstagramなどのSNSによって発信したり、クラウドファンディングで資金調達をしたりすることができるのは、もう現在進行形で進んでいます。

このような時代の流れを親世代が知っておくかどうかで、子どもの夢の持ち方も大きく変わってくるのではないでしょうか。

VRゴーグルをかけてアプリをインストールできれば、おそらく「プリキュア」にもなれてしまうわけです(笑)
それをゲーム実況してYoutubeにアップしたら…
なんてことは、まだ娘には内緒にしておこうと思います^^;


子どもたちをワクワクする未来へ

教師をしていると「なりたいものなんてない」という子にもよく出会います。
「なりたいものがない子もいるんだから、みんなに将来の夢を聞くのは慎重に考えて」とデリケートな扱いを求めるような風潮も感じられます。

僕は、今はなりたいものがないかもしれないけれど、ないまま大人になるのも良くないと考えています。

だから、今までにないような新しい職業の選択肢を知らせてあげたり、テクノロジーの進歩がもたらすワクワクする未来を見せてあげたりすることも必要だと思います。

今ある職業や今なりたい職業に固執せず、子どもたちの好奇心を刺激し、夢の選択肢を増やすことは、将来への希望となるでしょう。

子どもたちの視野を広げ、ワクワクする未来へと連れて行ってあげたいですね。

いろいろ調べてみると、意外と大人の方がワクワクしちゃうかもしれませんよ^^



この記事はこちらの書籍を参考にして書いています⇩⇩⇩


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