とうきょうひとり
お登りさんなので、東京は秋葉原に向かってみる。
まずは、ビグザム。
あれ?!
やっと、入店許可されました。
おつかれさまです。
お店の方に2回「ゆかりサンではないでよね?!」と確認された上で、「ゆかり焼」を注文。
12月12日、丸の内での仕事を終え、ふらりと秋葉原へと足を運んだ。
ガンダムカフェの跡地を探していたのだが、思わぬ場所で懐かしいものに遭遇した。
大阪にあって、私にとって忘れられない思い出の味を提供してくれるお好み焼き屋「ゆかり」の支店が、この地にひっそりと佇んでいたのだ。
「ゆかり」。
その名前を目にした瞬間、頭の中に鮮やかな映像が蘇る。
妖艶で美しいユーカリ・ラディアータsan、鉄板の上で誘うように調理されるお好み焼き、そして、冷酒の冷やかな喉越し。
noteで過ごした日々、そして「ゆかり」で共に過ごしたクリエイターたちとの楽しい思い出が、一枚の絵のように私の心に広がっていく。
店内に入ると、そこは大阪の「ゆかり」と変わらぬ温かい空気が満ちていた。
独り椅子に座り、いつものように冷酒を注文する。
一口飲めば、灘のやや辛口の男酒の味がそのままここに。
遠い故郷に帰ってきたような、そんな安心感に包まれる。
明日には新宿というところで気の重い仕事が待っているにも関わらず、もう一軒バーに寄ってしまう。
初めて訪れたバーで、一人静かにグラスを傾ける。
常連たちの東京の言葉が煩わしい。
そして最後に、PCを取り出して「ゆかり」コラボ画像を作ってみた。
東京での一夜。
それは、仕事に追われる日々の中で、ふと立ち寄った懐かしい場所での再会、そして、ホカホカの時間となった。
いつもありがとう。
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It's a very stimulating night, but I can't enjoy it!
Cette nuit est si stimulante, mais je ne trouve aucun plaisir.
こんな素敵な場所なのに、もう一杯を頼めない。