本の虫

　皆さんどのくらい本を読んでいますか？本をたくさん読む、読書好きの人のことを英語では『本の虫』と表現しますよね。そんな私もつい最近まで本の魅力に気づいていませんでした。

高校の時なんて読書感想文を書かなくてはいけないのがとても面倒でした。いじめに関する本を選んで感想文書いて提出したら、以外にも国語の先生に「津川さん、いい感想文だわ。これコンクールに出せそうだから、先生もこの本一度読んでみるね」と言われ、数日後に「全然読んでないでしょ？」と２、３ページしか読まずに自分の意見をつらつら書いていたのがバレてしまった記憶が懐かしいです。

　最近帰国してからは日本語の本だらけなので嬉しくって、本屋が楽しくて楽しくて。今は本屋に行って本を買っていたら追いつかなくなりそうなので、図書館に通っています。なので毎週２、３冊は読んでいます。

　大輔はもともと本好きで本を読むのがとっても早いので、図書館で厚めの本を毎回５冊くらい借りています。うちの子たちも本大好きなので本屋さんや図書館に連れていくとおもちゃ屋さんに来ている時のように目を輝かせて子供コーナーへすっ飛んで行きます。彼らは毎回10冊以上は選んで持っていきます。図書館には読んでも読んでも読みきれないほどの本があるのでしばらくは楽しめそうです。

　この世の中には本当に色々な本がありますね。こんなことも本にしちゃうんだ〜、こんな人も本書いているんだ〜、なんてみんな自由にいろんなことを表現していることに気づきます。本にはインターネットよりもテレビよりも凝縮されたたくさんの面白い情報が載っているような気がします。手に取る本、『この本を手に取ってくれてありがとうございます。』とか『この本を手に取ってくれたあなたはもうすでに宇宙と繋がりました』とか『このご縁に感謝します』なんてどの本もご丁寧に書いてあるもんだから、読んでみようかな？ってなりますね。私だけ？

　私が大好きなセクションは『子育て』や『食育』や『健康』。あとはまっているのが『哲学』セクション。人生の歩み方や目に見えない不思議なことを知るのが大好きなので、ここのセクションに行けば面白い本に出会えます。ヒヒヒ…。

　願いの叶え方、引き寄せの法則、宇宙との繋がり方、今は『妖精を呼ぶ本』なんて怪しい本読んでます。でもどの本も不思議と書いてあることが一致しているのです。人生をハッピーに生きるためには？っていうことが私が求める共通のテーマなのであろうかと思うのですが、何冊読んでも同じような結果が書いてあります。面白いですね。

　小林正観さんの『もうひとつの幸せ論』という本では『ありがとう』という言葉の大切さを学びました。『ありがとう』という言葉はとても波動がいい言葉で口に出すと患いも治ってしまうというすごいものらしい。私もよくピンチの時は神頼みしていましたが、『〇〇になりますように』とか『〇〇してください』とか言うお願いは神様には失礼なんだとか。もう本人の要望通りの世界を提供しているのに、〇〇くれっていうのは神様にクレームを言っているようなものらしい。いろんなことに感謝して生きる、っていうのが大事なのですね。常にないものにフォーカスしないで今あるものに感謝して生きると宇宙が必要な時に力を貸してくれるらしいです。

　あとお金好きに朗報です！ちょっと前にトイレの神様っていう曲が流行ったみたいですが、やっぱり本当みたいで、トイレを綺麗にする人のところにはお金が流れてくるらしいですね。トイレ掃除たくさんやってると気づいたら大富豪担っているかも？！あと自然食を好んで食べている人や食べ物を無駄にしない人には、一生食べるものには苦労しないんだとか。何事も一つ一つのこと、一つ一つの出会いや縁を大切にそして感謝して生きるといろんなものが味方してくれるみたいですね。これはどの本にも共通して書いてあったことです。

　日々、本を読んではいろんなことを考え、なるほど〜と一人納得している毎日です。すると不思議と曲もスラスラかけたり、いろんなアイディアも浮かんできたりします。この前なんかある本を読み終えて、なんとく「自分には無限の力があるなら、宇宙人に会うんだ」と思った数日後、夜に運転中、目の前の上空を花火のような青白い光がサーっと落ちていきました。私は花火ではなさそうだし、隕石みたいだったからドーン！と衝撃が来るのではないか！とびっくりしていましたが、何事もなく。運転していた大輔も一緒に見たので幻ではなさそう。その頃、火球の目撃情報がニュースになっていたのでその一つだったのでしょう。宇宙人ではなかったけど、なかなかお目にかかるものではなかったからこれも私の引き寄せ成功か？

　たくさんの本を読むとたくさん面白いことが得られますね。皆さんもテレビを消してスマホ置いて本の虫になりませんか？