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「嫌われる勇気」とは、「良い子の自分をやめる勇気」だ

嫌われる勇気。
ベストセラーは大抵賛否両論が巻き起こるものだけど、それだけこの本の反響は大きかったって事だろうなあ。

「嫌われる勇気」とは要約すると、「嫌われる事を恐れるな。生きてりゃ誰かから嫌われるのは当たり前。それを受け入れる事で自分の人生を生きられる」って意味です。

この「嫌われる勇気」、生きづらさに悩む人は一番に持つべき武器です。
ぼくも生きるにあたって、嫌われる事は恐れてはいけないと思ってる。

人間、生きてりゃ誰かしらに嫌われるんだから。
人気芸能人や世界的スターにも必ずアンチがいるように。
嫌われるってのは至極当たり前の事なんです。

「人から嫌われるなんて怖い……」と思う人は多いと思う。
でもそれで、周りの顔色ばかり伺って良い子良い子でやってたって、自分に何のメリットがあるのか?

ストレスで疲弊してるんじゃない?
自分の人生を生きられてないんじゃない?

「疲れる」と一瞬でも思うのなら、それは「良い人でいなければ」の呪縛にかかってるという事。
「皆に好かれなければ」の強迫観念にかられてるという事。

今すぐそんな事はやめるべき。

嫌われる勇気とはつまり、良い子の自分をやめる勇気だと思ってます。

万人に好かれる人間なんていなくて、10人いたらそのうちの2人からは必ず嫌われる、もう無条件で嫌われるものなんです。
生きてりゃ誰しも必ず嫌われるのが当たり前なのだ。


君が憧れる素敵なあの人にも、「嫌い」と言う人間はいる。
周りに気を配れる優しい人に対しても、「八方美人で気にくわない」「良い人ぶっててむかつく」と言ってくる奴がいるんだから、もう何やったって嫌う奴は嫌う。

良い子でいたって嫌われる。
皆に好かれても嫌われる。

だから、「嫌われないようにしなければ」なんて思う必要はどこにもない訳。

どうせ誰かしらには嫌われるのが当たり前なら、ありのままの自分を出した方がよっぽど精神衛生的に良い。

良い子を、やめてみよう。


良い子をやめて、ありのままの自分になる為に

周りにへりくだるのをやめる

良い子でいなきゃって思う人は、周りに過剰に気を使いすぎる事が多い。
気を使う、というより、へりくだってると言った方が近いかな。

周り全員の顔色と空気を伺って、「ああした方がいいかな」「こうした方が皆の為になるかな」と、自分を抑えてしまう。
でも、そんな事をし続けたら自分が消耗する。

場の空気なんてその場その場で変わるものだし、そんなものにいちいち合わせていたって疲れるだけ。

他人と自分の境界線をしっかり引いて、
自分に関係ない事は放っておく勇気を持とう。

不機嫌な人がいても「知らんがな」。
場の空気が悪くても「自分には関係ない」。
それで嫌われる事を恐れるより、自分の精神安定を保つ事の方がはるかに大切。

鈍感力を持とう。

自己中心的になる

良い意味で。
「こんな事言ったら場の空気が乱れてしまう…」なんて思わず、主張するべき事はしっかりと主張する。

「自分はこう思います、こう考えます!」とはっきり言える人の方が、「皆に合わせます…」の人よりかっこよく見える。

「こいつは主張する奴だ」と思わせる事で、ナメられる事も減ります。

皆に合わせてくれる良い人って、都合のいい人として扱われる事が多い。
意見を言わない、皆と同じでいいというスタンスだと、周りにとっては扱いやすい。
結果押しに流されたり、面倒事を押しつけられたりする。

だから都合のいい人にされない為には、主張する事が大事な訳です。

また、反対意見を恐れてはいけない。

何か意見を言えば必ず反対派が出るのは、誰しも当たり前の事。
それで自分を嫌う人間がいても、当たり前の事だし何も気に病む必要はない。

本音を言えずに萎縮するよりも、自分を主張して嫌われる方が良い。

主張してナンボです。

自分の軸を持つ

上記ふたつに言える事だけど、共通して一番大事な事は「自分の軸を持つ事」です。

周りがギクシャクしてようと空気が悪かろうと、自分が原因でないなら関係ない。
直接自分と相手が揉めた訳じゃないのなら、不機嫌な相手を見て「何か悪い事してしまったかな…」なんて顔色を伺う必要はない。

他人がどうでも、「自分は自分」
この意識をしっかり持とう。

他人はコントロールできないから、自分がどうこうしようとする必要はない。
お願いされたりしてないのなら、わざわざこちらから相手側に行く必要はない。

自分は自分。
そこにへりくだる必要も媚びる必要もない。
「自分は自分ですが、何か?」と堂々と構えよう。

自信がついた君を見て、「生意気だ」だの言って嫌う人間も出てくるだろうけど、そんな輩など相手にする必要はない。

そういう輩は、どんな事をしたってどんな風になったって嫌ってくるから。

それに君だってそいつらの事嫌いでしょ?
ならいいじゃん、嫌って嫌われてあげようよ。

生きてりゃ人間、必ず誰かしらからは嫌われる。
どんな人間になったって嫌われるのが当たり前なら、ありのままに自分らしくいた方が良い。
堂々と嫌われる為に、良い子の自分をやめてみよう。

嫌われる事を恐れるな。
嫌われる勇気を持とう。


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