人生を変えた一冊

 こんにちは。加圧のBFRトレーニングを指導している栗山です。私の人生を変えた一冊を紹介します。

 Amazon Kindle本も執筆されている鍼灸師の鈴木加菜氏との出会いがきっかけで、精神科医の藤川徳美氏を知りました。
 4年ぐらい前、私を変えたのは、この一冊の本がはじまりでした。その本は、著者藤川徳美氏の「うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった」です。

 タイトルからは鬱の人が読む本にしか見えません。なので、この本を手に取る人が購入を迷うのもわかります。

 この本には、精神科医である著者が、臨床で鬱やパニックの人達を、どのように栄養で解決に導いてきたのかという症例などが書かれている他、人の体に重要な栄養や不足しているものが記されていました。
 お医者さんで症例を一般に公開しているのは、見たことがありませんでしたし、こんな親切な医者がいるんだと私は感じました。

この本を読み、ほとんどの方は質的栄養失調だということ、鉄不足だということを知りました。

 読了後は、本を参考にプロテインやサプリメントを安いところで購入しました。また、糖質を控えることの重要性も書いていたため、無理の無いところから開始しました。

 私は元々お肉が好きでした。なので、プロテインにはすぐに馴染めました。今までタンパク質が少なかった人は、プロテインを沢山飲めない人が多いそうです。
 プロテインに次いでビタミンCを飲み、1番にお尻のスベスベになったのにワクワクしテンションが上がりました。ビタミンCで疲れも和らぎました。ビタミンBでは、歩いた時の疲れ具合や集中力に違いを感じました。私は、毎日の体感にワクワクしました。
 サプリメントというと悪いイメージを持つ方も多いですが、私は生活や健康の質の向上に役立てる物だと思っています。高額なサプリメントを勧めたりなどそういう人によって悪いイメージがついているのではないでしょうか。もし著者が高額なサプリメントを勧めたりしていたら、私も藤川徳美氏のいう健康になる方法を試すことを始めなかったかもしれません。

 私はものもらいがよくできる人でした。1年に1回〜2回はなっていました。高タンパク低糖質メガビタミンを行い、ものもらいができなくなりました。あれから3年は経ちますが、今もものもらいはありません。
 できるようになったことも増えました。著者から自分で調べることの重要性を学び、物事を調べるようになりました。本を1年に2冊読むかわからないぐらいでしたが、本を10冊以上は読むようになりました。電車で立つことが疲れにくくなりました。セミナーなどで集中できるようになりました。小学生のできるようになったリストみたいですみません。
 人からは主体性を持って動けるようになったと言われました。

 私にはまだまだ栄養は足りていませんが…自分でいうのもなんですが、一つでも改善したことがあるだけでも凄くないですか?

 人は栄養で大きく変われるんだということを1番に、この本から学びました。

これからも、もっと前進していきたいです。

 私が実践したことでもっとも大事にしたことを記します。無理をせずに、少しずつ生活を変えていきました。

①調味料を質の良いものに変更
 油では質の良いオリーブオイル、バター、ラード、MCTオイル。砂糖はラカントやエリスリトール。塩は、マグネシウムの含有量が多い物。醤油は、桶で2年以上仕込んだ有機大豆などを使用したもの。

②お腹が空いたらタンパク質のある食べ物に変更
 プロテインを飲めばおやつが食べたい欲求を抑えられました。しかし、どうしても食べたくなる時があります。お腹が空いた時には、プロテインバーやプロテインクッキー、ちくわ、ナッツなどにしました。もし出先でテイクアウトができる焼き鳥屋さんがあれば小腹が空いた時にとても重宝しますよ。

③糖質は少しずつ減らす。焦らない。
一日50g以内におさめたいが、100gから徐々に下げていく。一日50g以内だと頭のスッキリは違ってきます。今はトレーニングで筋肉も必要なので沢山摂る時もあります。

④プロテインは無理せず、サプリも無理せず。
 健康になりたいあまり、一気に沢山の量を増やす方がいます。物作りで少しずつ仕上がっていくように、体にも材料を少しずつ入れていきました。少しずつ体に入れて、体を観察する。

 最後に、食べ物でもサプリメントでも、この身体があってこその自分です。感謝をするように食べ物もサプリメントも身体に入れることはとても重要です。

 最後まで貴重な時間を割いて読んでいただき、ありがとうございました。





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