精神科医オススメ。最高の朝の整え方を毎日やってみたら人生が輝き出した

私は3年前、過労で意識を失うほど仕事をしていた。一番大変な仕事を減らしても、その時受けたダメージはすぐに回復することがなかった。自律神経がおかしいのか、おなかをすぐ壊しちゃう。日々の生活を大切にして、少しづつ回復していったけど、身体を壊す前が100だとすると、70－80ぐらいをずっと行き来する感じ。

そんな時、ユーチューブで精神科医、樺沢紫苑の樺チャンネルってのを発見。朝散歩をするべし！ってすごくおすすめする動画だった…

朝散歩は人生を豊かにする

精神科医の樺沢紫苑先生はユーチューブや出版活動でメンタルの予防医療に力を入れているお医者さんだ。その先生が言うのだし、まぁちょっと朝散歩やってみるか。とそんな軽い気持ちでまず1週間やると、すごく効果があった。

詳しくは樺沢先生の著書とかユーチューブに載っているけど、軽く朝散歩のやり方を説明する。朝散歩とは、朝起きてすぐ、15分―30分ほど近所を散歩するというシンプルな内容だ。この、起きてすぐという所がポイントらしい。朝起きてすぐ散歩することで体内リズムを調整して、さらにテクテクとテンポよく歩くことでセロトニン（幸せホルモン）を活性化させるという仕組みだ。ちなみに、昼に起きたら昼に起きてすぐでもいいらしい。

私のやり方はこうしてる。朝起きて、すぐにとりあえず歯磨きだけする。さすがに歯磨きなしで外にでるのは気が引ける。歯磨きをした後、ぼさぼさの髪の毛で寝巻（Tシャツ）のまま片道15分の所まで歩いて、そこに辿りついたら帰ってくる。みんなは髪の毛が気になるならキャップ被るのもいいかもしれない。もし寝坊したら、片道5分の場所とかに変更。

初日は時間を計って何分にどこまでたどり着くかな？って見るけど2回目からはただ音楽聞きながらその日の時間にあった場所までいけばいいだけ。すごく楽。何も考えなくていい。

全自動でもう音楽聞きながら散歩するだけ。たったこれだけなのに、朝起きてすぐ歩くだけで、朝から昼にかけて目がシャキッとして、やる気に満ち溢れるから不思議だ。つまり、朝から「ととのう」状態になるのだ。

クイックな「ととのう」とスローな「ととのう」

「ととのう」と言えば、私は2，3年ほど前からサウナにはまっている。今流行りのサ活ってやつだ。サウナもすごく良い。サウナに入って、水風呂に入るとジワァーっと身体がほぐれていって、心も身体もちょうどいい状態。ととのった感覚になる。

サウナは暑いのを我慢して、さらに冷たいのを我慢して、からだを厳しい環境においてあげることで一気に「ととのう」がやってくる。自分の身体がすごくクイックに反応していくのが面白い。言うならば、ジェットコースターのように一気に体調が変わっていく感じだ。めちゃくちゃ疲れていても、サウナに入っちゃえば疲れが飛んでいっちゃう。

サウナとは対照的なのが朝散歩の「ととのう」だと私は思う。朝散歩のととのいはやってすぐ急激にやってこない。1日、2日、3日とやっていくうちにジワァーと心とからだに効いてくる感じだ。すごくスローに「ととのう」がやってくる。

朝散歩の「ととのう」を一度感じてしまうと、もう病みつきになる。サウナと違って、1日で劇的な効果を得ることは難しい。でも、一度このスローに整ってしまうと、効果が出るまでがゆっくりだったので、効き目もゆっくりと長く続く。毎日20％だけポジティブに、さらに人生を幸せにしてくれる感覚だ。

この、スローとクイックな「ととのう」。どちらが優れているとかいう話ではない。使い分けちゃえばいい。一気に回復したければサウナでクイックに。毎日なんとなく優れないとか、より良くしたいなら朝散歩でスローに整えていく。

私にはこれがすごく合った。80％だった体力が、スローな「ととのい」のおかげで今や100％にまで戻ったのだ。スローとクイック二つの「ととのい」を得た今、最強の体調を手に入れたのだ。

何でも早いだけだと解決しないことってあると思う。例えば、ラインは凄く早くメッセージを伝えることが出来るけど、コミュニケーションがそれだけだと少し寂しくなってくる。人に会って、お話することは時間もお金もかかるけど、そこからしか得られない栄養みたいなのがある感じだ。朝散歩にはそんな忘れかけていた、スローである良さみたいなのを感じた。

さぁ、明日起きてすぐ朝散歩に出かけよう。