暮らしと癒し

芸術文化学博士がゆるっと暮らしについて発信。 ミニマリストとシンプル生活の間ぐらい。 たまに本業の美術のことについても

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暮らしと癒しをテーマに書いた記事の中で最もスキが多かったものをジャンル別に厳選してご紹介。 ■ミニマリスト向けにはこちら ■健康と暮らし ■暮らしのアイデア(インテリア系) ■ミニエッセイ ■学習のこつ ■節約術

    • ミニマリストが減って「ゆるミニマリスト」が増えた3つの理由

      私は10年前、超ミニマリストだった。 持ち物はソファーと、ペラペラのエアウェーブ、そして音楽を聴くスピーカーだけだ。服も3日分しかない。とにかくモノがなかった。 今考えると、何でこんな暮らしが出来ていたんだろうか。もちろん、当時のミニマリストブームで、色んな情報を発信してくれている人達が支えてくれたことも確かだけど、それ以上にもっと大切な要素があった。 それは、モノの値段が永久的に変わらないという幻想。 デフレとミニマリストの関係 2008年リーマンショックが起こっ

      • 急に寒くなった時は、80%の力で生きてくと楽になる。ストレッサーレス生活のススメ。

        ううっ寒っ。 朝散歩に行くと顔にヒンヤリとした風が当たる。ここ数日で急に寒さが増してきた。ついこないだまで秋だったのに、もう季節は完全に冬になってしまったようだ。 冬は強敵だ。朝も起きにくくなるし、寒さであまり身体を動かさないようになってしまう。そうするとあっという間に調子が悪くなる。留学先で冬季鬱のような状態になってしまったことのある私には強敵だ。 でも、数年前から冬の乗りこなし方ってのを自分なりに編み出してきた。それはたった一つ。急に寒くなったら、80%の力だけで生

        • 努力は必ず実を結ぶけど、体系的にやらないと木が先に枯れる【超勉強法】

          突然だが、私は博士号を持っている。 初めて会って私が学位を持っていることを知った方は「お勉強が好きなんですね」って言う。いや、むしろ嫌いなほうだ。机に座って良く分からない計算したり、良く分からないモノを詰め込むことなんて出来っこない。 でも、何かを考えることや、練習して身につけることはすごく好きだ。実はそれは何でも良かったりする。英語でも、フランス語でも、ウクレレでもゲームでもなんでもいい。 ただ、凝り性なだけだ。ちなみに、コロナの時に対戦ゲームにハマっていた時期があっ

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          秋バテを乗り切る養生法3選。ほんのり冷える今だからやりたい。

          何となくやる気がでない。 身体も重くて、朝起きるのもおっくうになってくるこの季節。こういう状態を秋バテと言うらしい。秋バテっていうのは、夏の間にフルパワーで使っていた自律神経が秋になってどっと疲労として押し寄せてくる状態だ。 特に、今年は猛暑。冷房が効いた室内とサウナのような外との往復。普通に生きていただけでも体力をすごく使っていたはず。あと、夏に食べた冷たいモノのせいで内臓も冷やしちゃっていた。 そういうの清算が秋にやってくるのだ。クレジットカードのように1か月後とか

          秋バテを乗り切る養生法3選。ほんのり冷える今だからやりたい。

          パリのほうが日本より生活費が安くて満足度が高かった。フランス人から学んだ生活のコツ。

          私はパリに3年間留学をしていた。もう何年も前で1ユーロ130円ぐらいの時代だ。その時から考えてもやはりパリは高い時代だ。なのに意外とお金を使わなくても何とか生きていた。 1年で使ったお金は平均すると170万ぐらいだろうか。日本とあまり変わらない額だ。友人とは週1回以上は会い、美術館も週に2回は行く。休日になったらパリの道を通行止めにしてローラースケートで走るイベントがあったんだけど、それにも参加したりしていた。アクティブに楽しんでいた。 でも、意外とお金に関しての心配は日

          パリのほうが日本より生活費が安くて満足度が高かった。フランス人から学んだ生活のコツ。

          【決定版】年収150万円で整う暮らし。限界突破節約術

          前回、限界生活の節約術を書いたら好評だったのでその第2弾。前回は本当にコアな内容について触れたのでまだ読んでない人はこちら。 手取り12万円の私の限界生活を支えたのはオリジナル節約法だった。それを今回はより詳しく伝授していきたいと思う。 リソースの配分がすべてを決める 私が人生で大切にしていること。それは何にどれだけ時間とお金に割くかという割合を常に考えている。今は投資が人気だからポートフォリオって言葉を聞いたことがあるかもしれない。 ポートフォリオっていうのは、資産

          【決定版】年収150万円で整う暮らし。限界突破節約術

          市民プールでおじさんに教えてもらった人生の積み上げ方について【エッセイ】

          私は市民プールに行くことにハマっていた。ジムみたいに毎月払わなくていいし、行きたいときだけ行けちゃう。熱しやすく冷めやすい私にはピッタリだった。 市民プールには冷えた体を温めるためにジャグジーがついていた。お金が無かった時の私は家ではシャワーだけだ。だから、それも楽しみの一つだった。ある時、いつものようにジャグジーに入っていると、おじさんが話しかけてきた。 「若いね、ここ良く来るの?」 「そうですね~」と曖昧にしか返せなかった。 私は内向的な性格だからスイッチオフの時に

          市民プールでおじさんに教えてもらった人生の積み上げ方について【エッセイ】

          世の中の大体のモノは無料の方が高くつく。あえてお金を払う生活のススメ。

          無料ってなんていい言葉なんだろう。 無料って聞くだけで、ピクンっと身体が反応して特にほしくもなかったタオルとか洗剤をアンケート書いてまでもらっちゃう。どうせ、使うモノだし。損はないよね。 スーパーで無料の試食。タダで食べれるってだけで何倍も得した気分になっちゃう。この世は今やフリーが溢れている。暇だったらユーチューブ、無料の携帯小説、そして、このNOTEも無料だ。 なんていい時代に生きているんだろう。でも、それって本当に無料なのかな?私たちは無料のモノの引き換えに何を支

          世の中の大体のモノは無料の方が高くつく。あえてお金を払う生活のススメ。

          有名じゃないけど、ほんとに良いモノを紹介ベスト5。

          私はメジャーよりマイナーが好きだ。 音楽もどっちかというと超有名な人よりインディーズに惹かれる。すごく有名じゃなくても、うまい人はいっぱいいるし応援したくなる。日々の暮らしの道具もそうだ。 大手のメーカーとかの商品は凄くいい。でも、それより中小企業とかが堅実にモノづくりをしている商品に惹かれる。小粒だけどキラリとひかる宝石みたいなモノが好きだ。 今回は、有名じゃないけど買ってみて本当によかった商品ベスト5を紹介したい。 (全部アマゾンで探してきてるけどリンクから買っても

          有名じゃないけど、ほんとに良いモノを紹介ベスト5。

          ミニマリストを徹底解説。美術の歴史からひも解く。

          最近はミニマリストという言葉を聞くことも減ってきた。そもそもミニマリストっていつ頃流行り出したんだっけ?今日はそんな疑問にブームの始まりから解説していく。 2010年ブームの始まり。ジョシュアとライアン ミニマリストのブーム、それはアメリカに居るジョシュアとライアンという二人の青年がきっかけだった。彼らはある日、自分たちが何でも買える裕福な生活を送っているのに、全然幸せじゃないことに気づいた。 そんな時に、逆にモノを持たないチャレンジをしてみようとして始めたのがThe

          ミニマリストを徹底解説。美術の歴史からひも解く。

          年収150万円で整う暮らし。実践超節約術3選

          私は年収が150万円だった時期が4年程あった。ちょうどフランスから帰って来て、日本の大学院に進学した時期だ。学費は給付型の奨学金のおかげで殆どかからなかった、けど生活費はかかる。でも、研究に打ち込むために仕事の時間は増やせなかった。 年収150万円というと、手取りでいうと大体12万円の生活だ。周りの人にはどうやってやりくりしているの?って疑問に思われながらも実は結構楽しんで一人暮らしていた。 切り詰めて生きるだけなら12万円でも余裕だけど、楽しんで暮らすには結構工夫がいる

          年収150万円で整う暮らし。実践超節約術3選

          真逆の人生を歩んでみる1週間チャレンジの方法。

          外交的、内向的って言葉がある。私はどちらかというと内向的なタイプだ。ずっと家に居続けるのは飽きるけど、少し近所を散歩したらそれだけで満足だ。家で一人で本を読んだり、ウクレレの練習をしているときは特に幸せを感じる。 街に出かけるときも、行きつけでもう勝手を知っている私のテリトリーのような場所に行くことが多い。意識しないとすぐ同じ場所に行っている。別にそれで何も不自由はない。 でも、そんな生活をし続けるとだんだんと自分の中に広がりが無くなっていって、なんだか自分が狭い人間にな

          真逆の人生を歩んでみる1週間チャレンジの方法。

          部屋の温度が10度になったら、脳の血流が30%も低下する?低温の恐怖

          秋も深まっていき、寒暖差がどんどん大きくなってきている。今日、私の住んでいる大阪では朝6度お昼は21度というすごい寒暖差があった。この時期はまだ暖房をつけないで寝ているのだけど、今朝は朝の4時ぐらいに悪夢でハッっと起きた。 悪夢なんてそうそう見ないし、よく眠れるほうなのになんでこんなことが起きたのかのだろうか思った。でも、それはすごく単純なことだった。 部屋が寒かったからだ。 布団の中で身体が熱を逃がさまいと筋肉が硬直し、それが悪夢の原因になったのだと思う。すぐに暖房を

          部屋の温度が10度になったら、脳の血流が30%も低下する?低温の恐怖

          歳を重ねていくごとに自分のメンテナンスの時間を増やしていくことの大切さ

          小学生の時、私はプールに入る前のストレッチになんの意味があるんだろうって思っていた。子供だから身体もぐにゃぐにゃに柔らかくて、みんなでただヘンテコな動きをするだけのように思っていた。 それが今じゃ大違いだ。ストレッチをすると変な声を出しながら、「効くぅ~」と呟いている。 小さい頃は楽だ。傷もすぐ治るし、身体の不調なんて殆ど感じない。たまにお腹を壊して、朝礼で貧血になるぐらいだ。病弱グループに居た私ですら今考えると羨ましいほどの健康体だ。 1日の内に自分のメンテナンス時間

          歳を重ねていくごとに自分のメンテナンスの時間を増やしていくことの大切さ

          3か月で英語、フランス語をペラペラしゃべる方法【ただし...】

          大学1年生の頃、私は親に20万円借りてフィリピンに3か月留学した。話せる単語はハロー。ナイストゥーミートゥーぐらいだ。まったく英語分かったもんじゃない。でも、3か月後、そこには笑顔でフィリピン人と会話する私が居た。 大学3年生の頃、私はフランスの田舎にいきなり3か月留学した。知っている言葉はムッシュー、ボンジュール、カフェぐらいなもんだ。これまたフランス語なんて分かったもんじゃない。でも、3か月後そこにはフランス語でカフェの店員と仲良く話す私の姿があった。 そんな私が実践

          3か月で英語、フランス語をペラペラしゃべる方法【ただし...】