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街の酒屋から始まったKURANDの【これから】と【挑戦】
こんにちは。KURAND公式note編集部です。
私たちKURANDは、クラフト酒のオンライン酒屋「クランド」を運営しています。前回の記事では「街の酒屋から始まったKURANDの【これまで】」という形で、過去の取り組みを紹介しました。
今回は、KURAND株式会社のこれからの展開を紹介します。まず、私たちKURANDは大きく3つのフェーズに分けて事業を行っています。
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それぞれ具体的に説明していきます。
フェーズ①:日本最大のオンライン酒屋へ
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まずは、KURANDの中期ビジョンに掲げている「クラフト酒の世界をひらく、日本一にぎわい、愛されるオンライン酒屋。」の達成にフォーカスします。日本最大のオンライン酒屋(お酒のECサイト)になり、日本国内のお客さまから「ネットでお酒買うならクランド」「クラフト酒を買うならクランド」といった、お酒を買うときに最初に思い浮かんでもらえるサービスをつくりたいと考えています。
少量多品種でワクワクする商品を開発し続ける
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そのためには、たくさんのワクワクする商品が必要です。小売業はリピーターのお客さまが全てであり、多くの方に利用し続けていただけるオンラインストアになる必要があります。私たちが多くのお客さまにインタビューした結果、お客さまは「新しいお酒に次々に出会う喜び・楽しさ」を求められてることがわかりました。もちろん気に入ったお酒を購入し続けていただくことも嬉しいですが、お酒は嗜好品ですし、全国にはまだまだ個性的なお酒がたくさんあります。クランドのオンラインストアに訪れてもらうことで、全国各地のワクワクするお酒にいつも出会える。思わず何度も訪れてしまう。そのようなサイトを目指し、全ての酒類で少量多品種の開発方針のもと、全国200社以上のパートナー酒蔵と提携して、約500種類以上の商品を開発し、月に30-50商品の新商品開発を行っています。今後はまだ取り扱っていない、クラフトジンやウイスキーなども展開していきます。
「酒ガチャ」を通じて新しいお酒との出会いを
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クランドのお客さまは「お酒は好きだけどあまり詳しくない」方も多いので、お客さまが選ばず、悩まずに購入することができる「酒ガチャ」もアップデートしてます。「酒ガチャ」だからこそ出会える、普段はなかなか購入できない少し贅沢なお酒など、新しい出会いを提供していきます。お客さまにクランドを通じて、一期一会のお酒との出会いを楽しんでもらいたいと考えています。
酒類周辺領域にも展開
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たくさんのワクワクする商品をご提供するために、酒類の周辺領域のプロダクトを次々に開発していきます。お酒の新しい価値をつくるためには、お酒そのものに対してはもちろん、お酒を再定義し、新しい可能性を追求し、機能性や特異性を活かしたモノの展開も必要です。酒器や食品やノンアルコール飲料など、お酒に関わる世界を広げ、今までにない付加価値を持った商品の提供を実現していきます。
フェーズ②:高いブランド力を持つ商品を生み出し続ける
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次のフェーズでは、日本最大のオンライン酒屋から、日本を代表するお酒の銘柄を次々に生み出し続けていきます。高いブランド力を持つ商品を生み出すためには、商品単位でブランディングの投資を行う必要があり、もちろん時間もかかります。費用も時間もかかりますが、多くのお客さまと直接繋ることができるオンラインの製造小売事業だからこそ、お客さまと一緒にブランドを育てていくことで、実現できると思ってます。
「このお酒の銘柄もクランドだったんだ」と思ってもらえるような商品単体ブランドを生み出していきます。クランドは全ての酒類を取り扱っていますので、特定のジャンルに縛られず、例えば日本酒やクラフトビールや焼酎など、各お酒のジャンルごと代表するようなお酒の銘柄を育てていきます。
フェーズ③:グローバル展開
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そして近い将来、グローバル展開も必ず行います。「お酒」は、日本が誇る技術・文化です。日本のお酒の海外輸出金額は年々増加しています。日本最大のオンライン酒屋になり、高いブランド力を持つ商品があるからこそ、グローバルで商売をすることができるようになると考えています。
私たちは、最初からグローバル展開を見据えて、クランドの事業モデルを構築してきました。2022年に一度、中国へ進出しましたが、コロナ禍で先行きが見えず、一度撤退した背景もあります。一時撤退はしましたが、中国最大の越境ECプラットフォーム「天猫国際」でKURANDの熟成梅酒「UMESHU THE AMBER」が売れ筋トップに入る実績も作ることができ、強い手応えを感じました。
ただし、お酒のグローバル展開には法的、税的な側面が国ごとに異なり、展開のハードルはとても高いです。だからこそ大きなチャレンジとして、国ごとの課題を解決し、あらゆる国で商売を実現していきたいと考えています。日本のお酒の魅力を世界に届け、将来的には、世界中の酒造メーカーと、たくさんの商品を生み出していきます。
長期的な取り組み
日本の酒造技術への貢献
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全国数百社のパートナー酒蔵と提携しているのも、KURANDの強みです。KURANDが成長することで、日本の酒造技術の発展に貢献し、日本の酒産業の未来をつくります。将来的には、大学機関と提携して研究開発を行い、酒造メーカーに対して新しい視点での技術貢献を行っていきたいと考えています。
お酒は農業からの考えのもと一次産業に貢献
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KURANDでは、「酒造りは農業から」の考え方のもと、全国の酒蔵や農家と協力して、持続可能な酒造りを目指してます。酒造りの立場で地域の農業に貢献することが、地域社会の未来につながります。「ずっと美味しいお酒が造られ続けていくように」という目標を掲げ、お酒を通して、KURANDのお酒をお楽しみいただくお客様はもちろん、お酒の造り手やお取組み先など、みなさまに幸せをお届けするべく活動していきます。
2021年には、約30年前に石川県で開発され、世に出ることなく眠り続けた幻の酒米「石川酒30号」を蘇らせる共同プロジェクト「石川酒30号再生プロジェクト」を立ち上げました。他にも、果物の廃棄を無くすために果実酒を造っています。
SDGsについては、下記の記事もご覧ください。
以上、KURANDの今後の中長期的な展開について紹介しました。
紹介したものの、まだ現段階ではKURANDの長期的なミッションやビジョンにおいて、5%も実現できていない状態です。もっと多くの方に、クラフト酒の楽しさを伝えたいですし、ワクワクするお酒を生み出していきたいと考えています。新商品開発、新商材への展開、新しいマーケティング施策、ロジスティクスへの投資、グローバル展開など、やるべきことや課題はまだまだたくさんあります。
KURANDでは現在、採用を強化しています。上記の中期的な展開に興味をもっていただいた方、ぜひ一度、採用ページをご覧ください。ご応募お待ちしてます。