『線』は続いていく
こんにちは
早いもので2022年も残りわずかになってきました。皆さんの一年はどのようなものになったでしょうか?
今年は各地でイベントや行事が少しずつ開催されてきて、一年にメリハリが段々と戻ってきたように思います。
ボクらはハレの日があってバランスを取れていたんだなぁと感じますし、ケの日(普段の日々)の積み重ねが報われる日というか成果というか達成感というか、人それぞれの晴れ舞台。
そんな時間があることで、また頑張ろうかなって前を向けるんじゃないかな。
そんな風に思います。
■点と線
ここまでは2022年の印象なのですが、
自分に視点を移してみると、そうだなぁ、、
点が線になった1年だったかなと。
先ほど、ハレとケと言いましたが、
言い換えると、ケが「点」で日々のこと。
ハレが「線」になった瞬間、時間とボクは捉えています。
そこに自分を落とし込んでいくと
「点(ケ)」が作品づくりのためにやってきたことで、「線(ハレ)」になった瞬間は紙木折々や障具、それぞれの作品が受賞という形になったことです。
日々の積み重ねって、とても地味で誰にも共感されずにコツコツ時間を過ごすことの方が多いんじゃないかと思っています。
どちらの作品もこれまでの積み重ねてきたことに一定の評価をいただけたことに嬉しさと安堵感が湧いてきます。
続けてきたことは間違ってなかったんだ、って。
▼一つ一つの動きってつながっているよね、という話をした記事
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■次のための今
ここで障具−しょうぐ−の再展示して撮影をしたお話をちょっとだけさせてください。
場所は川越市にある小江戸蔵里さんの展示ギャラリー。
全国建具展示会では、他の作品や展示スペースの都合もあり、表現し切れなかった部分も取り入れたりして撮影展示を行いました。
詳細のお話はまた別の機会でしていきたいと思っているところですが、障具という建具の特徴を活かした作品と合わせて、この先kuramoco商品化される作品も並べての展示でした。
これまでの取組みに成果が出て、ゴール。
というわけではなくて、ものづくりを続けていける環境を作るための取組みなので、また来年も引き続き「点」の積み重ねをしていきます。
実際、新規商品が出来なかったのも心残りっていうのもあるし、この「点」はまだ先へと繋がっている「線」という風に思って、、
ということで
2022年最後の投稿はこの辺りで締めたいと思います。
今年一年、自分語りのお話にお付き合いくださりありがとうございました。
それでは
年末年始、仕事の人もいらっしゃるかと思いますが、良い年をお迎えください。
ではまた
▼小江戸 蔵里
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▼建具の考え方から障具に至るまでのお話
▼紙木折々-しきおりおり-のお話
▼アイデア探しと学びの時間
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