雑談:稲穂に感じる秋の気配
こんにちは
9月はずーっと暑かった、そんな気がします。
残暑とはいえ、さすがにもう涼しいが欲しい、っていうのが本音。
ただ、暑い日差しは続いていましたがよく見るとちゃんと季節は進んでいます。
その一つに稲穂。
田んぼの近くを歩いてみるとすっかり稲穂が実っていました。
実るほど頭を垂れる稲穂かな、っていう有名な言葉そのままを再現しているかのような姿。
その光景は絨毯のように辺り一帯が黄金色が広がり、有名無名かかわらず、日本っぽさを感じつつノスタルジックな気持ちにもさせてくれます。
田園風景の中をドライブするのもフラフラするのもどちらも素敵だなぁって勝手に癒されたりもします。
そんな稲穂を見つけると、暑いアツイと言っている間に季節は進んでいることを知りますし、日々のことに時間を取られてしまうことがありますが、小さな変化を見つけて秋の気配を感じられる余白的な時間も大切にしたいなぁと思います。
で、現在KURAMOCOから販売している商品の中に「ちょこ座」という木製品があります。
何度かnoteでもお話させていただいていますが、「ちょこ座」は端材活用から生まれた木製品で、その中に色付きのものがございます。
秋や稲穂のことを綴っていたら、やっぱり「ちょこ座」の色の話も触れていきたいなぁって思ったので、よろしければちょっとだけお付き合いください。
|どこか日本っぽさを感じる色
色付きのちょこ座(色色-iroiro-)は4つの色にしたわけですが、
その色の背景に、どこか日本らしさ、が漂っているようにしたいと思いました。
数多く存在する、色、をどのような基準でもって分けていこうか、と当時考えてたところ日本には四季があり、各季節それぞれの魅力があり彩のある風景を見させてくれることに気づきます。
であるなら、春夏秋冬から得られることをベースに色を決めていってはどうか、という発想に行き着きました。
そうした基準が見えたことで、日本の四季にまつわる風景や食材や風習などを調べたり探したりと色を決めていく材料がより明確になっていきましたし、必然的に春夏秋冬から見つけていくので色は4つ、となった感じです。
その内の「きいろ」は稲穂やこれから始まる紅葉、秋の実りから連想される色として四つのうちの1つにしてみました。
ただ、その色=その季節に使うもの、のような限定的なお話ではありません。
あくまで、色を決めていくために着想を得たデザイン的な文脈ですので、色にまつわる背景を聞いて、なるほどねぇ、くらいに捉えてもらえればと思います。
ということで、後半はKURAMOCOの宣伝になってしまいましたが、ボクの考える作品のだいたいは日本的な何か(文脈)を取入れてるよ、っていうお話でした。
これから暑さもやわらいで徐々に秋らしくなっていくと思います。
皆さんそれぞれの楽しみ方で秋を過ごしていきましょう。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
ではまた
▼「ちょこ座のはなし」マガジン
▼よろしければこちらもご覧ください
▼KURAMOCO SHOP
ちょこ座のどの色も形も渋さよりほんのり可愛らしさと温かみがある木製品として設計しています。
地域木材を使用した「ちょこ座」もあります。
この記事が参加している募集
話を聞いて面白いと興味が湧きましたら、ぜひサポートの方もしてくださると嬉しいです。 アイデア探し・デザイン制作など創作活動のために活用していきます!