夏っぽい、を求めて
こんにちは
前回は水郷のまち佐原を訪ねた旅日記を綴らせていただきました。
今、見えている景色は手付かずのままあるわけではなくて、そこには街並みを守っていこうとしている人たちの下支えがあった、そんなお話でした。
よろしければご覧ください。
さて今回は
kuramoco商品のお話です。
しばらく美術展やフィールドワークにまつわる内容が多かったので久しぶりな感じがしています。
ご紹介しようと思うのが、ちょこ座シリーズの【ちょこ座「色色−iroiro−」】という商品があります。
ちょこ座というのは製作の際に出る端材を積極的に活用していこう、というところから誕生した木製品です。
用途については特定の使い方は設けず、踏み台や腰掛けあるいは飾り棚など日常でちょっとだけ必要な時に役立つ用品として考えています。
▼「ちょこ座」についてはマガジンでまとめてあるのでのぞいていただけたらと思います。
それでは内容に入っていきます。
■夏とちょこ座
ちょこ座「色色」は4種類の色が使われています。
一つ一つの色は日本の四季、春夏秋冬からイメージされる色を選んでいます。
その一つに、青色、があるのですが、
これは夏といえば、、、
「あおだ!」
というびっくりするくらいの単純発想から始まっています。
ただそれでは理由に深みがないのでもう少し夏を連想してみると空、川、海、カキ氷、風鈴などなど暑さから涼味を求めている物事が浮かんできます。
そこには暑い日が続く中でも涼しみを感じられる暮らしの工夫がありますし、今でも風物詩として身近な場所や各地域の行事などでボクたちに夏を楽しませてくれてます。
直感的な始まりから文脈を追っていったみたら、「水」と「涼」がキーワードになって最終的に「青」に決めた、というのが背景です。
その辺りの文脈を踏まえて、ちょこ座のPR写真や動画を作成しました。
緑豊かな森と川に涼味を求めにきた、をテーマに「ちょこ座の夏」を表現しています。
▲動画はkuramocoのInstagramよりご覧いただけます。
川の流れる音、木々が揺れる音、セミが鳴く音、沢山の音が豊かさを教えてくれます。そんな環境で川にある岩を利用してスダレで川床っぽい面を作り、周囲と一体となって自然の中で過ごしている風景を想定しています。
どこか懐かしい日本の夏っぽさを感じてもらえたらいいな、といった思いです。
最後に誤解が無いようお伝えしますと、
その季節にその色を使わなければならない、という意味ではありません。
あくまで作り手側が色を決めた理由です。
ですので、そういった類の縛りみたいなことは存在しません。
どんな色の分け方をして、なぜその色を使ったのか、という色決めの背景的なお話しなので、なるほどねぇ、くらいに聞いて皆さんの気に入った色を選んでもらえたら嬉しいです。
ということで、
今回はkuramoco商品のちょこ座「色色-iroiro-」のお話しでした。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた
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