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sono_note
この仕事は誰が? 引継書は必要?
自分がいなくなったらこの自分が担当している仕事は誰がやるのか、どうなるのかと心配する人がいます。
自分がいなくなったら仕事が滞って大変なことになると想像して、頑張って無理をしてしまう人がいます。
でも心配無用です。自分がいなくなれば代わりの人が来て代わりの人が、自分が担当していた仕事を自分なりのやり方で変えて進めていきます。あるいはこの機会にやめてしまいます。けれども大きな影響は出ないものです。
必要な仕事は誰かがやるし、やめてしまう仕事は不要な仕事だったのです。
社長が変わると、前の社長が思いを込めてやっていたことが、次の社長によって続かなくなることは多いです。前社長の意思で投資をして進めていた事業は、新社長が見直してうまくいっていなければその投資は中止になります。
新しい社長は自分なりのやり方で自分のやりたいを始めます。
リセットなんですね。
さんざん見てきました。
だから仕事の引き継ぎはあまりていねいにやる必要は無いのではと思います。引継書はていねいに作るより、ざっくり要点だけを書けば十分だと思います。
時間をかけて細かく作っても大抵の場合、引き継ぎ者はそれをよく読まないものです。なぜなら人の仕事は人の仕事だから、自分の仕事は自分のやり方でやるからです。
だから引継書はざっくりとしたメモで十分です。メモを作って口頭で説明する、それでOKです。最初は多少ゴタゴタするかもしれないけれど、仕事は回っていきます。うまくリセットされるのです。
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