彼には彼の人生がある
仕事中、働くお店の外を出ると小学生が歩いていた。
小学生四年生くらいだろうか。
「いいってば!!!!!!!!!」
1人しかいないのに力強く叫んでいた。
何があったんだろうか。
電車で良く出くわす老害の叫びに似ていたので、私は少し驚きと恐怖があった。
あんな小さい体でも、あんなに大きな声量と、威力で叫んでいた。どこから声が出ているのか不思議になるくらいに。
まあ、彼には彼にしか分からなくて、彼なりに必死に生きているんだなと思った。
叫んで顔を赤らめた少年は、そのまま家の方に歩いて行った。
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