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授業テーマ:ファシリテーション

こんにちは、くらげ先生です。
高校探究のインプット指導案の2つ目はファシリテーション。

これも、伝えたからって習得できるわけではないけど、生徒同士で議論を進めてもらったり、発表の場を作り上げていってもらわなければならない場面があります。その時に、発想の片隅にファシリテーションがあると、ただただ意見が上手く言えるかどうかという発想から、他者の言葉を引き出したり、共感したり、合意したり、まとめたり、という思考や成果軸へ視点が得られます。

第2回目は「ファシリテーション」
社内の会議でも、お客様との商談の中でも、情報収集においても、意見交換の場で同じベクトルを持っていくために有用なスキルの一つ。
意見は言うだけでなく、この人がいると形になっていく、という人材になってもらえたらうれしいし、その実践の場も、やみくもなアプローチでなく、一本、ファシリテーションの発想があると、体系化していく可能性を高められます。


本編

学習目的

議論のスムーズな進行や整理の外、場の全員の参加を促し活性化を図るのがファシリテーション。但し、ファシリテーター単独で成立するのではなく、参加者がファシリテーションを的発想を行うことで、場を有意義なものに導くことも重要。学校生活の様々な場で活用できるようになることを目的とする。

教材

スライド、配布資料

指導型

講座、机間巡回、

目標と支援のポイント

意見交換の場においてスムーズな進行ができる
議論の流れを予め想定するほか、参加ルールを改めて言葉に出して確認させる。

意見交換の場において、議論の活性化に貢献できる
意見を引き出すための投げかけを中心にしつつ、場を整理する技術で議論を活性化させる

議論を整理することができる
要旨を厳選してまとめるため、情報整理のフレームワークを1つ習得する


生徒の動きと使用アイテム

  • ファシリテーション/ファシリテーターの意義・役割を知る:スライド

  • 校舎について思うことをテーマにグループで議論:参考テーマ:学校の課題、地域の課題

  • 全員がファシリテーションを意識しつつ議論してみる


時間配分と留意点

  • 15m:講義、ワーク説明

  • 10m:討議1:ファシリ役を決め、自由討論(全員がファシリとしての進行を意識)

  • 10m:討議2:討議1とファシリ役交代

  • 10m:振り返り


指導上の留意点
ファシリテーターに専念するる場合、意見をけん引したり、意見を出す役割ではない点に注意。
今回の場はあくまで練習であり、今後の討議の機会においてファシリテーションを意識できることで、生産的な議論の訓練を重ねていく。

評価:観察、学びの振り返りを提出
評価A 進行を意識して、場の流れをつくる役割を担う
評価B 進行を意識した発言に気を配れる
評価C 議論に参加できる・意思表示できる


スライド資料

スライド資料は、有料にさせていただいております。※ページ下部の(この続き7文字)が、資料リンク部分です。

資料の一部です

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