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  • こころのよわい、すべてのひとへー起業ブログ

    「いのちの重さ」「母性を思い出す」など、コメント多数の「重たいぬいぐるみ」パトランの誕生秘話、起業の記録などです。

最近の記事

ゆるやかに、しつこく、しつこく、あきらめずに・・・

こんな文章が、僕のPCから出てきました。 「「重たいぬいぐるみ」の事業化自然消滅の経緯と、その原因の推察 2017年9月2日 (1)一度目の事業化機会(2010年頃)経緯 2010年春頃、プロトタイプ(センサ入り)ができ、客先にプレゼン。 なかでも、Sと、Bの反応がよかった。 両者とも、Hからの紹介。 ・Bを顧客とし、Hが、「ブレインサイエンス認証」コンサルをし、当社が材料を提供する開発提案が、Hからでる(当時、K室長からのGoが出なかった。(理由(推定):面状

    • 次の20年のための夢を語る、繰り返しになりますが

      40歳直前で、小生は、研究者を諦めて、民間の会社に転職をしました。それまでは、大学で碌を食んでいたのですが・・。 主に磁性分野、固体物理の研究をしていたのですが、研究を諦め、民間に転職して、思ったのは、心のことがしたいということでした。就職前は、漠然とインターネットカウンセリングを事業化したいと思っていたのですが、転職した会社が、介護ロボットを開発していて、人工皮膚として、面状感圧センサを発明してしまい、その用途展開を考えたのでした。面状感圧センサは、触覚を見える化すると定義

      • 顧客第一主義と、ファンの存在

        前回のブログで、小生は、昔取った杵柄で、大きく風呂敷を広げてしまいました。売上見込みから、弊社の企業価値を、大きく算出してみせたのでした。それは、新規事業を企画立案する時の売上目標と、同じノリで、やってしまいました。いちおう、フェルミ推定という手法を用いましたが、実際の経営とは、かけ離れていることを、白状いたします。 小生は、今、大学の派遣のテクニカルスタッフとして、月20万円弱稼いでいます(ボーナスなし)、時給1450円くらいです。 この収入がなければ、日々の生活が成り立ち

        • ファン同士が、つながる

          犬型セラピー!?ロボット?パトランは、いってみれば、売り切りのビジネスだと、思ってました。120万部の雑誌の抽選に500の応募がありました。単純に計算すると、0.04%のニーズがあります。 日本の人口が、1億2千万人として、2115 万世帯。 その0.04%のニーズであれば、パトランは、8460体売れることになります。 パトラン1体5万円として、累計4億円くらいとなります。 これは、とらぬ狸の皮算用ですが・・・。 前に、セラピーロボットの累計売上を調べたことがあります。 だい

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        • こころのよわい、すべてのひとへー起業ブログ
          115本

        記事

          伊藤亜紗さんの「手の倫理」を読む

          触覚に関する本は、たくさん読んできました。 そんな初心に返る意味で、最近、小生は、合計4回の伊藤亜紗さんの「手の倫理」を読む読書会に参加しました。 その中で、樋口直美さんの「誤作動する脳」という本の一文が紹介されていました。 レビー小体型認知症当事者の樋口さんの本です。 お孫さんとお風呂に入ろうとしたときのことです。 樋口さんは、お風呂の入れ方を忘れてしまったけれど大丈夫かなと思ったそうです。 以下引用です。 「そのとき私の手は、私の思考とは違うもの認識していました。私の手は

          伊藤亜紗さんの「手の倫理」を読む

          「心の脆さ」に向き合うこと

          ピレネー・ブラウンという心理学者がいて、そのTEDトークを勧められました。 それは、伊藤阿佐さんの「手の倫理」の読書会の場所で、でした。小生は、合計4回におよぶ、その読書会に参加することにしました。それは、初心にかえるということでした。おそらく、その本の中では、触覚について語られていると思ったからです。今こそ、初心に戻るべきだと、直感しました。そして、ピレネー・ブラウンさんに出会ったのです。この小生のブログのタイトルの中に、こころの弱いと書いてあり、その「弱い」という言葉を

          「心の脆さ」に向き合うこと

          リピーターさんの存在

          犬型?!セラピー?ロボット?のパトランの事業は、売り切りの商売だと思っていました。経営の基本として、種類を増やさず、その柱が立つまでは、じっと待つと思っていました。しかし、マクアケのプロジェクトで、シロラン・クロランをリリースして、ミニパトランも発売(ネコも)。すると、全てを揃えてくれる人が、出始めたのです。しかも、ひとりではない。そういうリピーターさん相手のビジネス展開もあるかもしれません。100人くらいリピーターさんがいれば、身の丈経営の科学工房未來は、回っていくのかもし

          リピーターさんの存在

          キャラクタービジネスを夢みる

          感想をまとめてみて、SNSにアップしたところLPを制作してみては?というコメントなどが、寄せられました。今のところ、その予定はないです。イベントにも参加しない。もし、イベントに参加するとしたら、利益度外視で、広いブースを借りて、そこに、炬燵にミカンみたいな生活空間を再現して、オーナーさんたちと交流できる場所を、たとえばデザフェスでやりたいと思います。LP製作でも、同じで、すなわち、自分たちが楽しめるものを作りたいということです、動画でも、レイアウトでも。 実は、パトランには、

          キャラクタービジネスを夢みる

          起業ブログをはじめて、3年くらい?

          ECサイトによせられた、お客様からの感想を、載せますね。 「迅速かつ丁寧なご対応ありがとうございました。 パトランくんは想像以上に可愛いです。大切に大切にいたします。」 「柔らくて、ずっしりした重みが ホンモノの子犬を抱いているような 気持ちになります。 お顔もにっこりとても可愛いです。 お取引も迅速丁寧で安心感がありました。」 「欲しくて欲しくてたまらなかったパトランです。 期待をうらぎらない可愛さ。 毛並みの感触もよくて、疲れると抱きたくなります。」 「迅速丁寧な対応あ

          起業ブログをはじめて、3年くらい?

          4年で累損解消しました

          セラピー?犬型ロボット?!パトランの事業。プロトタイプができたのが、2008年で、小生が、起業したのが、2020年の12月。 新しい事業は、3年で単年黒字で、5年で累積損出解消といわれています。 新しい事業の成功確率は、5%と言われています。 もう、天に任せて、すると、「通販生活」さんが、「マクアケ」の記事をみて、コンタクトしてきて、まさかのバブルが起きました。 会社の口座、資本金が、回収できました。 でも、それは、所詮、バブル、今後の売上推移を見守っていきたいと思います。

          4年で累損解消しました

          マルシェでのお話会の準備として

          知り合いのご縁で、毎回、とあるマルシェに参加してきました。小生は、科学教室を、ボランティアベースで、しており、このマルシェでの出し物も、科学教室の体験デモ。とあるマルシェは、コモンビレッジを標榜としていて、その趣旨というか、想いを共有するようなお話し会にも参加して、ああ、こういう考えなんだなというのは、理解できました。 そこで、今回、小生が、お話をすることになりました、というか、お話しすると、参加費が無料になること、それから、自己紹介のつもりで、皆が参加すると思い、エントリー

          マルシェでのお話会の準備として

          しっくりの工夫(しっくりビジネスの続き)

          面状感圧センサを開発して、それと、特殊なゴムを合わせて、豆腐みたいなデバイスを作りました。そこから、それを、ぬいぐるみにいれてみようという発想になり、さいしょに入れたのが、実家にあったゴマフアザラシのぬいぐるみ。おもちゃメーカーの方が、その感触を、すごく気に入って下さり、次第にセンサ入りは、次世代にということで、ゴム入りぬいぐるみの検討となりました。色んなぬいぐるみに、詰めてみました。ゴムを詰める過程で、パンパンに、ゴムを詰めると、「しっくり」こないのです。 ゴムは、ポアソン

          しっくりの工夫(しっくりビジネスの続き)

          しっくりの、ビジネス

          久しぶりの投稿です。 録画してある「がっちりマンデー」を観ました。 今、「しっくり」がきているそうです。 パナソニックは、センサーを駆使して、人間工学的に、しっくりくる形や、ボタンの位置や、感触を、極めているそうです。 実は、パトランも、そんな、しっくり発想から、生まれました。 抱っこして、しっくりする感触。 それは、周りにあった超柔軟ゴムとの出会いから始まって、それが、いかに、しっくりくるかを、自分が、いわゆるセンサーになり、試行錯誤して、出来上がったものです。 自分のセン

          しっくりの、ビジネス

          申し訳ない気持ち、そして、皆さま、良いお年を

          去年の今頃は、1月に始まる九大勤務に、想いを馳せていたでしょうか? このままだと、2年後には、ショートしてしまう、派遣会社に相談しての勤務決定でした。もう、何もしない、このまま、時を待つことだけをすると、心に決めて。 「人事を尽くして(尽くしてはいませんでしたが)天命を待つ」 そして、その時が来ました。 まさしく天命が。 現在、パトランは、プレミアムパトラン(シロラン、クロラン)、ミニを含めて、品切れ状態です。 身の丈経営で、夫婦2人での手作業です。 一匹作製しては、発売日を

          申し訳ない気持ち、そして、皆さま、良いお年を

          【読者の発見】

          「こころのよわい、すべてのひとへー起業ブログ」と題して、小生は、このブログを書き続けてきましたが、いったい誰に向けて書いているのだろう?と感じながら、訝っていたのも事実。誰が、こんなものを、読んでくれているのだろう、読者の姿が、一向にみえてきませんでした。 その答えのひとつは、このブログのタイトルにありました。 「こころのよわい、すべてのひとへ」。 ただ、その姿が、みえなかったのです。 そんな中、このブログを見つけてくださり、イベントでもお会いしたパトランオーナーさんから、応

          【読者の発見】

          何故、「上司は思いつきで、ものを言う」のか?

          「上司は思いつきで、ものを言う」は、橋本治さんの新書です。小生は、思いつきで言ってるんじゃないか?という上司がいて(今から、15年くらい前の話です)、これは、そんな愚痴を共有してくれる本なのかなと思っていました。これは、何故、「上司がおもいつきで、ものを言うのか?」という本でした。ビジネス本でもあります。橋本治さんは、読んでみたくなるような本のタイトルをつける天才だと思います。彼は、作家です。作家というのは、個人事業主です。会社に所属して、毎月決まった給与が振り込まれるサラリ

          何故、「上司は思いつきで、ものを言う」のか?