「クッキー波打ち事件」のその後
「日常に娯楽が足りない…」
このコロナ禍の生活に入った当初は、不謹慎かもしれないけど、そんなコトをひしひしと感じていました。
これまでの私は、買い物が好きで、ファッションが好きで、お出掛けが大好きで…
そんな私にとってこの状況は、まさに生き地獄…
毎日毎日遊び呆けていたわけでは無いけど、急にダメと言われると、何故だか無性に行きたくなる…
4月以降、そんな気持ちが浮いては消え、また浮いて…を繰り返していました。そんな私が、どうやってそんな気持ちを落ち着かせたのか?深く深呼吸して冷静になると人って頭がクリアになるんだろうなぁ。目の前の事に集中して、一つひとつを大事に、丁寧に、味わって過ごす楽しみに気づいたら、私が求めてたコトって、取るに足らない事だったなって自然と思えるようになっていました。
前置きが長くなったけど、そんなこんなで、丁寧な暮らしを始めた私。これまではコンビニ頼りだった日々のお菓子を家で作ったらどうだろうか?と思い立ち、センス0なのは承知の上で、お菓子作りを日常に取り入れ始めた私なのでした。
この週末は雨模様だったので、ずっとトラウマになっていたクッキー作りに意を決して挑戦。
何がトラウマって、初めてクッキー作りに挑戦したのは、思い出したくも無い10年ほど前…「クッキー波打ち事件」となった忌々しい日です。ちゃんとレシピ通りに混ぜて伸ばして型取りして、オーブンへ並べたまでは良かった。そうそこまでは。それなのにそれなのに、いざ焼きをスタートすると、見る見るうちに生地は広がり、一面に生地畑…そして、沸々と沸騰し波打ち始めたではないか…。もはやどうして良いか分からず半泣き(いや、大泣き)状態。そこからはもう思い出したく無い(いや、パニックで覚えてない)ので割愛するが、そんな初体験を味わったクッキー作りは、もうトラウマ以外の何物でもなく。かれこれ遠ざかって現在に至ります。
もういい加減向き合おう!と思い、トラウマ乗り越えるべく挑んだクッキー作り。今回は無事ゴールまで辿り着き、美味しいバターの香りが漂う中、手作りクッキーにありつけました!(涙のゴールです)
今回学んだ事は、クッキー作りって意外にハードで、これを生業にしているステラおばさんは、かなりの体力の持ち主って事。まぁ、そんな事を考える余裕が出て来たコトは、かなりの前進です。
次は、もう少し砂糖とバター抑えたレシピに挑戦しよ〜と、調子に乗る私なのでした。
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