![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/38330150/rectangle_large_type_2_015cdac97fd84e855be03ed950218722.jpg?width=1200)
バッカスの憂鬱「IGTながらデイリーでは充分なクオリティ プーリアの良質な逸品 " Castelli Di Severino Puglia Rosso Teanum(カステッリ ディ セヴェリーノ プーリア ロッソ テアヌム)"」
今宵は久しぶりのイタリアワン。プーリアのロッソ(赤)、Castelli Di Severino Puglia Rosso Teanum(カステッリ ディ セヴェリーノ プーリア ロッソ テアヌム)。
生産者のテアヌム社はプーリア州の中心、カピタナータ北側の少し丘になっているサン・パオロ・ディ・チヴィターテに位置しており、ブドウ栽培に最適な環境に恵まれている。
“テアヌム”という名前は、現在のサン・パオロ・ディ・チヴィターテにかつてあった古代ローマ時代の町、テアヌム・アプルム(Teanum Apulum)に由来しており、その時代からこの地域ではオリーブと並んでワインが有名だった。
ぶどう種はカベルネ・ソーヴィニヨンとサンジョベーゼ。収穫後、ステンレスタンクで15日間のマセラシオンを行い、その後、ステンレスタンクと瓶内で熟成させる。
カラーは鮮やかな紫色で、含むとスミレ、チェリー、シナモン、そして乾燥クローブの複雑な香りが広がある。口当たりも非常になめらかで、タンニンは柔らかめで酸味とのバランスも非常に良い。デイリーで飲むには十分すぎるほとのクオリティである。
自家製の"豚のウィーン風カツレツとジャーマンポテト"とのマリアージュを楽しむ。
いいなと思ったら応援しよう!
![鳴海邦彦 / KUNIHIKO NARUMI OFFICIAL](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36518550/profile_c76e9a5091dde2040ca3a63a31935050.jpg?width=600&crop=1:1,smart)