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#チューニング
マシンチューニングの基礎知識「マフラー交換」
排気ガスの力を利用してタービンを回転させているターボチャージャーにとって、マフラーは極めて重要なチューニングアイテムとなる。
事実、ターボエンジンの場合、パイプ内径の大きマフラーに交換しただけで過給圧が上昇し、簡単にパワーアップしてしまう。
これはパイプ径の拡大により排気ガスの圧力が低減されたことでタービンブレードの回転がスムースになるためだ。
チューニングの基礎知識「サスペンションセッテイング ホイールアライメント番外編 "トー角の調整 "」
重要であるにも関わらず、意外にも見落とされがちなのがサスペンションのトー角調整である。
トー角とは、車体上方から見た、前後タイヤ取り付け部前方の角度を指す。
この角度が内側に向いている場合は「トーイン」、外側に向いる場合は「トーアウト」という。
チューニングの基礎知識「ターボチャージャーとは?」
ターボチャージャーは、排気の力で回転するタービンホイールとエンジンの中に空気を送り込む役目をするコンプレッサーホイールの組合せによって成り立っている。そして、2つのホイールが1本のシャフトによって連結され、それぞれのホイールがハウジングの中に納まった構造になっている。つまり、タービンホイールが排気の力で回転すると、同軸上のコンプレッサーホイールが回転し、そこで発生する回転力によってエンジンの中へ
もっとみるマシンチューニングの基礎知識「スポット増し」
クルマのボディは、いくつもの鉄板が組み合わさって構成されており、それぞれの鉄板は溶接やスポットによって組み合わされている。ボディの構成手段として使用されているスポットは、基本的には数が多いほうがボディ剛性は高い。しかし、自動車メーカーとしては、ボディを製造する作業を省力化する意味で、できるだけスポットの数を少なくすることを目指している。
一般的な走行であれば、自動車メーカーが設定したスポット
マシンチューニングの基礎知識「ハロゲンバブル交換」
最近のクルマのヘッドライトは省エネで自然光にHIDが主流だが、一昔前のクルマや旧車ではハロゲンランプ装着車はまだまだ多い。
ハロゲンランプは、シールドランプに比べれて格段に明るく視認性に優れ、フィラメントが切れた際のバルブ交換も容易なのが特徴だ。
ヘッドライトのバルブ交換は、フィラメント切れとは別に、ノーマルよりも明るさを増す目的で行われることがある。近頃の各モデルは大半がハロゲンバルブ
マシンチューニングの基礎知識「フライホイールの軽量化」
フライホイールの軽量化はエンジンのレスポンス向上に大きく貢献する。
フライホイールとは " はずみ車 " のことで、エンジンのクランク軸後端に取り付けられた金属製の円盤の名称である。
フライホイールはエンジンの始動時に極めて重要な役割を担うパーツである。
マシンチューニングの基礎知識「ショックアブソーバー」
サスペンションに接続されたタイヤが路面からの衝撃を受けると、スプリングがたわみ状態になってボディに伝わる衝撃を緩和する。
だが、スプリングが標準状態に戻るまでには若干の時間を要するので、その間、ボディが上下を繰り返す。ここで発生している振動をできるだけ早く吸収し、スプリングの動きを停止状態にするのがショックアブソーバーの役目である。
マシンチューニングの基礎知識「ブッシュ」
ブッシュは、サスペンション系統のパーツの接続部分に組み込まれており、人間の体でいえば関節のような役割をしている。
ノーマルタイプのブッシュは、ゴムの柔軟性を利用したタイプが大半だが、スタビライザー部分に、接続部分がガッチリしたボールジョイント(ピロボール)を使用しているクルマも見られる。
ブッシュ部分は、柔軟性が高いほどサスペンションからボディに伝わるショックが吸収され柔らかくなる。だが
マシンチューニングの基礎知識「ボアアップ」
過給器を持たない自然吸気エンジンの場合、排気量がそのまま出力性能に影響する。
これは、自然吸気エンジンがピストンが下降する際に生じる負圧でしか空気を取り入れる事ができないためで、故にピストン径やストロークの大きい、つまりは排気量の大きいエンジンほど出力向上には有利なのである。
自然吸気エンジンをパワーアップする際に、最も手っ取り早い方法として使われるのが、ピストン径を拡大する事により排気