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#クルマ
マシンチューニングの基礎知識「マフラー交換」
排気ガスの力を利用してタービンを回転させているターボチャージャーにとって、マフラーは極めて重要なチューニングアイテムとなる。
事実、ターボエンジンの場合、パイプ内径の大きマフラーに交換しただけで過給圧が上昇し、簡単にパワーアップしてしまう。
これはパイプ径の拡大により排気ガスの圧力が低減されたことでタービンブレードの回転がスムースになるためだ。
チューニングの基礎知識「サスペンションセッテイング ホイールアライメント番外編 "トー角の調整 "」
重要であるにも関わらず、意外にも見落とされがちなのがサスペンションのトー角調整である。
トー角とは、車体上方から見た、前後タイヤ取り付け部前方の角度を指す。
この角度が内側に向いている場合は「トーイン」、外側に向いる場合は「トーアウト」という。
チューニングの基礎知識「ターボチャージャーとは?」
ターボチャージャーは、排気の力で回転するタービンホイールとエンジンの中に空気を送り込む役目をするコンプレッサーホイールの組合せによって成り立っている。そして、2つのホイールが1本のシャフトによって連結され、それぞれのホイールがハウジングの中に納まった構造になっている。つまり、タービンホイールが排気の力で回転すると、同軸上のコンプレッサーホイールが回転し、そこで発生する回転力によってエンジンの中へ
もっとみるマシンチューニングの基礎知識「吸・排気系チューニングの基礎知識」
エンジンの吸入系統はエアクリーナーからスロットルバルブ、インテークマニホールド、インテークバルブまで、排気系統はエキゾーストバルブ、エキゾーストマニホールド、エキゾーストパイプ、マフラーまでがおおよその経路である。
吸入系はシリンダーの中に入る空気をできるだけ多く入れることが目標で、排気系はエンジンの排気に加わる圧力をできるだけ少なくすることが目標になる。
エンジンには、シリンダーが備え
マシンチューニングの基礎知識「ホイールアライメント」
ホイールアライメントとは、左右のホイールに与えた傾きを指す。
左右のホイールが進行方向に対して内側を向いているのがトーイン。左右のホイールを正面から見たとき、地面に対して傾いている状態がキャンバー。実際に角度を外から見ることはできないが、ホイールを支えている軸は、上側が後方に倒れ、地面に向かう下側はホイールに対する垂直の軸より前側に位置しており、バイクや自転車のフォークに角度が付いているよう
マシンチューイングの基礎知識「デフオイル交換」
ディファレンシャルギヤと一体構造になっているファイナルギヤは、FF車とFR車(または4WD車のデフ)によって構造が異なっている。
FF車はミッションからの駆動力方向をファイナルギヤで変換することなくドライブシャフトを経由してホイールに伝達することができる。
これに対し、FR車や4WD車のリヤデフは、トランスミッションを経由してプロペラシャフトから伝達された駆動力の方向を90度変換した上で
マシンチューニングの基礎知識「ターボチャージャーの大型化とそれに伴う燃料増量」
自動車用の過給器として最も一般的に普及しているのがターボチャージャーである。
ターボチャージャーは、排気ガスの出口であるエキゾーストマニホールドと直接組み合わされるタービンハウジング、過給圧を作り出すコンプレッサーハウジング、そしてその中間に位置するセンターハウジングにより構成されている。
タービンホイールとコンプレッサーホイールは同軸上に配置されており、タービンシャフトが回転すると同時
マシンチューニングの基礎知識「ショックアブソーバー」
サスペンションに接続されたタイヤが路面からの衝撃を受けると、スプリングがたわみ状態になってボディに伝わる衝撃を緩和する。
だが、スプリングが標準状態に戻るまでには若干の時間を要するので、その間、ボディが上下を繰り返す。ここで発生している振動をできるだけ早く吸収し、スプリングの動きを停止状態にするのがショックアブソーバーの役目である。